【参加レポート】古き良き日本で暮らそう なんと冬物語~なんと移住体験ツアー~

2/10(土)~2/12(月・祝)の3連休、南砺市(なんとし)で移住体験ツアーが開催され、私は2日目に参加してきました。

今回のテーマは"冬のくらし"。里暮らしと山暮らしの両方を体験できるプログラムです。

1日目は散居村の広がる井波地区で里暮らしを体験したみなさん。2日目の朝は井波地区八日町通りの散策からスタートです。

1.JPG

雪がちらつく中、八日町通りを登りきったところにある瑞泉寺に到着。

2.JPG

井波では木彫が盛んで、この瑞泉寺でも至るところに彫刻が施されています。
八日町通りには今でもたくさんの職人さんが住み、作品を制作している姿を見ることができます。

3.JPG

石畳の通りを下っていくと、交流観光拠点である「やえもんや」にたどり着きました。
国登録有形文化財の住宅を活用し、2017年4月にオープンしたやえもんやでは、同年12月より「くらしのねいろ」という定期市を開催しています。
この日はちょうど「くらしのねいろ」開催日。オープン前の準備で忙しいところにお邪魔して、中をのぞかせてもらいました。

4.JPG

立派な蔵や歴史を感じるたたずまいの中で、県内各地から集まった出店者の方々が並べる商品にみなさん興味津々でした。

八日町通りの散策を終え、続いてはバスから井波地区の生活環境を車窓見学します。

5.JPG

南砺で暮らしません課の宮田さんガイドの下、保育所や学校、病院、スーパーなどぐるっと一回り。主要な施設がコンパクトにまとまっています。
小中学校では、児童が少ない分手厚い教育が受けられるというお話もありました。

井波地区の見学のあとは、バスで五箇山方面に向かいます。
井波から五箇山までは、車で40分ほど。
長いトンネルを抜けると別世界のような景色が広がります。

7.JPG

南砺市の山間部に位置する五箇山地区は、標高が高いため気温も低く、雪深いところでもあります。
8.JPG

これだけたくさんの雪を見れば、みんな大はしゃぎ!

9.JPG
こんな立派なツララはなかなか見ることができません。

昼食を終え、五箇山地区でゲストハウスを開業した多賀野さん夫妻のもとへと向かいます。

10.JPG

いのししのイラストがなんとも魅力的な「タカズーリ喜多」の看板。
タカズーリ喜多という名前は、この場所の地元の方の間での呼び名。なまりも入り混じっての「タカズーリ」なのだそう。余談ですが、寒い地方の人々は、口をあまりあけずに発音できるようになまっていったという話を聞いたことがあります。なんとなく想像できますよね。

11.JPG

オーナーの多賀野ご夫妻は千葉県からの移住者。空き家になっていた元民宿を譲り受けて住んでいましたが、そこをゲストハウス開業に向けて改装。今年(2018年)の1月にオープンしたばかりの出来立てほやほやです。

ここでは冬の山暮らしについて多賀野夫妻に教えていただきます。

12.JPG

早速雪の山に椅子を作ってくつろぐ子どもたち。

13.JPG

雪の多い地域では、屋根にまとまった雪が積もると雪下ろしの作業をしなければなりません。
屋根に電熱線をはって雪を溶かす工夫をしている方もいるそうです。
また、家の玄関付近には雪を溶かすために常に水を流しておく工夫が必須だそう。

14.JPG
お向かいのお父さんはちょうど屋根の雪下ろしをしていました!パワフルです。

タカズーリ喜多の向かいにある山では、雪遊びを存分に楽しみました。

15.JPG

自然のゲレンデ。冬の遊び場には困りません。

16.JPG
大人も子どもも夢中になって遊んでいました。

その後暖かい室内に移り、特製の栃餅ぜんざいをいただきました!

17.JPG
18.JPG
この日の気温はおそらく-5度以下。冷えた体を温めてくれます。

多賀野さんご夫妻は震災をきっかけに本格的に移住を考え始めました。
東京で開催された富山県の移住セミナーで五箇山のことを知り、もともと山好きだったこともあり、ここだ!と思ったそう。

19.JPG

移住後は家探しに苦労したり、慣れない生活に苦労したこともありましたが、地元の方々に助けられながら不便も楽しんで暮らしているとお話くださいました。

20.JPG

ツアー参加者のみなさんからは、古民家改装のこと、生計のこと、移住する際の苦労...など様々な質問が飛び交いました。

移住前の悩み、移住後の苦労も包み隠さず熱心にお話くださった多賀野さん。すがすがしい表情からは、すべてひっくるめて今の生活を楽しんでいる様子がうかがえました。
まだまだ始まったばかりの「タカズーリ喜多」の今後にも期待大です。

冬の山暮らし...大変なことも多いけれど、多賀野ご夫妻や地元の方々が温かい笑顔で楽しくたくましく暮らしている様子を見て、なんだかとてもうらやましく思えました。
ツアー参加者はみなさん首都圏からお越しの方ばかり。なかなか見ることのできない雪の山に大はしゃぎで楽しんでいる様子が印象的でした。
どこに暮らしても、そこの生活をいかに楽しめるかが一番大切なのかもしれません。(富山県定住コンシェルジュ一条)

富山県定住コンシェルジュ

富山県定住コンシェルジュ

富山県庁

コメント

この投稿者の移住ブログ

富山県庁(とやまけんちょう)の移住ブログ