海辺にたたずむ神秘の森【杉沢の沢スギ】(富山県入善町)

国内では珍しい、平地の湧水地帯に生息するスギ林が、ここ富山県入善町にあります。天然記念物にも指定されているこのスギ林は、冬の雪の重みで幹が押しつぶされ、地表に着き、そこから根が出て、1株から何本もの幹が伸びる【伏条更新】が特徴です。パンフレットにわかりやすい図があったのでご紹介しますね。

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実際に生えている木々はこちら。

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山に生息するスギと違い、この場所では地面が石だらけなので、根を深くはることができません。風で倒されやすいため、枝をおろしたり建築用材などに利用されてきましたが、切られた株からまた芽が出て枝を伸ばし、雪の重みに負け地面に着き、そこからまた発根し、今の形に至りました。

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また、本来肥沃な湿り気のある土地によく育つスギがこのような場所で育った理由として、常に流れる湧き水があり、その水が酸素を運んでいるからだといわれています。

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昭和29年には130haもあった杉沢は、そのほとんどが水田に姿を変え、今ではわずか2.67haにまで小さくなってしまいました。現在は地元の方々や愛護団体などのボランティア活動を通じて保護されています。

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富山県地域振興課

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