岩を抱えるようにそびえる巨大な杉の木【洞杉】

巨大な杉の木といえば、屋久島の縄文杉を思い浮かべる方も多いと思いますが、ここ富山県にも杉の巨木が群生する地域があるのをご存知でしょうか?それが【洞杉】です。この洞杉が生息しているのは、転石や露石の多い急斜面。そのためか、岩を抱えるようにそびえたっているのが特徴です。

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また、中が空洞のように空いていることも特徴の一つ。雪の多いこの地域で、冬場の雪の重みで幹は曲がり、それでも負けずに成長を重ねてきた洞杉は、根や幹・枝が複雑に入り組んでいます。

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幹の太さは15m以上もあり、これは新潟の将軍杉、屋久島の縄文杉に次いで3番目の太さ。

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なぜ岩を抱えるように成長したのか。この洞杉が生息する富山県魚津市の観光サイトによると、【他の樹木との競争が少ない】【積雪が消えるのが早い】【急斜面にあって岩の部分は傾斜が緩い】と説明されています。杉が環境に適応してきた結果なのですね。樹齢は古いもので1,000年、若いものでも数百年と言われています。

近くには遊歩道も整備されているので散策もできます。適度に自然を残したままの遊歩道なので、足元には注意してください!また、野生の熊が若い杉の皮をはがした跡も残っていますので、鐘を鳴らすことを忘れずに。

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スマホの電波も入らないしwifiも飛んでいないこの場所は、力強く生き抜いてきた木々の生命力で満ちています。パワースポットとしてもご利益があるかもしれないですね。

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洞杉とあわせて訪れたいオススメスポットを2ケ所ご紹介します!

【蛇石】

洞杉に行く途中にある祠の近くの河原に、蛇石があります。伝説では、昔、狩人がこの谷で龍を発見し、金と銀の弾を打ったところ、雷鳴とともに石にからみついて死に絶え、その恨みで大洪水をおこしたといわれています。

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【東山円筒分水槽】

湧き水の豊富なこの地域では、その水を奪い合う争いが絶えなかったため、公平に湧き水を分配するために円筒分水が建てられました。このような円筒分水は他の地域にもあるのですが、溢れ出る水の落差がこんなに急なものは珍しく、「日本一美しい円筒分水」という声も上がっています。分けられた湧き水は、整備された水路を通って様々な用途に利用されます。

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富山県地域振興課

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