歴史を知れば楽しみ方も変わる【黒部のトロッコ電車】

【ダムや発電所の開発の歴史を現代に伝えるトロッコ電車】

富山県と聞いて真っ先に【黒部ダム】を思い浮かべる方も少なくないはず。今でこそ、日本一の深さのV字峡谷を走る観光列車として人気の【黒部峡谷鉄道】ですが、元々はダムや発電所の開発をする際の資材を運ぶための列車だったことをご存知ですか?

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1926年に宇奈月~猫又間で開通したこの「資材運搬専用の鉄道」は、発電所の開発が進むにつれ線路を伸ばしていき、1937年に現在の終着駅の欅平まで運転するようになりました。

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黒部川の豊富な水量と急峻は水力発電に適していると思われていたものの、前例のない自然との過酷な闘いに挑んだこの開発。後に「秘境へのトンネル 地底の戦士たち」「絶壁に立つ巨大ダム 1千万人の激闘」としてプロジェクトX~挑戦者たち~でも取り上げられ、大きな反響を呼んだことは記憶にも新しいのではないでしょうか。このトロッコはそんな歴史を一番近くで見守り続けてきたのです。

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一般客に開放した当初は「命の保証はしない」という条件つきだったこのトロッコ電車も、今では知る人ぞ知る観光列車として大活躍中です。宇奈月から終点の欅平までの1時間20分の間に、山と川がおりなす豪快な自然はもちろん、建造物としても見ごたえのある発電所やダム、運がよければカモシカやニホンザルなどの野生の動物まで観ることができます。また、社内アナウンスでは富山県出身の女優・室井滋さんが沿線の見どころを紹介してくれますよ!

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ご乗車の際には、この過酷な自然の中でダムの建設に挑んだ勇気ある方々の偉業を思い起こしてくださいね。

そんなトロッコ電車の終着駅「欅平」を降りたら、まずは売店で「黒部の氷筍水」「ガイドマップ」「レンタル双眼鏡」の3点セット(猿飛峡・自然観察セット)を手に入れましょう!

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まず向かってほしいのが、朱色の橋と背景の大自然とのコントラストが美しい【奥鐘橋】。峡谷の中でも一番の絶景ポイントとも呼ばれている高さ34mの橋です。

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次に、注目していただきたいのがこの【パンダ石】。正式名称・黒部川花崗岩(くろべがわかこうがん)といいます。こんな石が点在する河原もみどころの一つです。

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そして、おまちかねの特別天然記念物【猿飛峡】。

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この黒部峡谷は、黒部川が花崗岩を刻んでできたV字の峡谷で、このV字の深さは日本一。自然が生み出した圧倒的な迫力を体感してみてください!

富山県地域振興課

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