都会と田舎暮らしの違い

私は東京の東の下町で育ちました。
小・中・高校は江戸川区にあり、江東区、葛飾区、文京区にも住んだことがあります。
通勤通学は、電車と徒歩。住まいはマンション。
休日は、買い物、写真やデザイン関係のギャラリー・美術館めぐり、友達と外食をして過ごしていました。
江戸川区の人口は、690,422人(平成28年7月1日現在)。
鳥取県の人口が約57万人なので、県の人口よりも多いです。

今、住んでいるのは鳥取県の岩美町。
移住して3年になります。海と山と温泉の町で、自然が豊かな場所です。
通勤や買い物など、ほとんどが車移動。
車で5~10分圏内にコンビニやスーパーもあります。
汽車(←電車じゃない)やバスは1時間に1本程度です。
住まいは、築50年以上の木造2階建て一軒家。庭と納屋、駐車場付きです。
休日は、海で遊ぶか、クライミング。草刈りや運動会、祭りなど、地域活動にも参加しています。
岩美町の人口は、11,953人(平成28年7月1日現在)。
江戸川区の57分の1くらいです。

上記のように、簡単な比較だけでも環境の違いがわかるかと思います。
交通の便はよくないけど、車があれば不便さは感じません。
むしろ、通勤は市内まで出ていますが家から会社まで20分ほど。電車通勤よりも早くなりました。
休日の過ごし方も変わり、自然に触れる機会が増えました。

あくまでも個人的な意見にはなりますが、
季節の移り変わりとともに旬を感じられるようになりました。
空模様や、道端に咲く草花、ご近所さんからいただく野菜や海産物。
旬は短く、あっというまに移り変わります。
都会にいたときは気づかなかったことです。

そして、旬の食べ物がおいしいこと。
5月の天然ワカメ、6月のトビウオ(アゴ)が終わって、
7月は白イカやアジなどがおいしい季節。
夏はトマト、きゅうり、ナス、ピーマンなどをたくさんもらいます。

こういった食材は、地域のご近所さんからいただくことが多く、地域の人付き合いが重要。
「移住者=よそ者」なので、どんな人なのか、不安に思う地域の方もいます。
だからこそ、積極的に挨拶したり、交流することが必要です。
地区の行事は、仕事を休んででも参加するようにしています。
地域付き合いを怠ると、悪い噂が広まることも...。
気にする部分が違ったり、めんどうなこともありますが、協力しながら生活している感じがします。

都会と比べて収入は減りましたが、支出も減りました。
仕事をしていた時間も減って、自分の時間を楽しんでいます。

「住まい」と「仕事」についてはまだ課題も多くあると感じるので、また別の記事で。

千貫松島の夕陽のサムネイル画像

歩いて5分ほどで海に沈む夕陽が見れるのは田舎ならでは。2016年7月9日、千貫松島にて。

田中 泰子

田中 泰子

鳥取県庁

東京生まれ。2013年7月に岩美町地域おこし協力隊として移住。 町観光協会に所属し、アニメ「Free!」で地域とファンをつなぐ事業や、民宿支援、観光振興などに携わる。写真家・市橋織江さんに撮影してもらった岩美町の観光ポスターは、第64回日本観光ポスターコンクールで日本観光振興協会会長賞を受賞。 協力隊の任期が終わった2016年4月から、移住を検討する女性単身者のためのシェアハウス「TACOBUNE」を運営。さらに空き家を改修して自分の家をつくっています。

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