月と八島と「佐伯城」。

DSC_0173 0000.jpg

時は遡って、2018年10月25日、満月。

最近、グッと見晴らしの良くなった佐伯城。

その夜景に初トライするなら、この日しかない。

・・・ということで、夕方、城山を駆け上がります。

つき8.jpg

そこには月がなくても、十分にきれいな佐伯城からの眺めがあります。

だけど、やっぱり月がほしい。

DSC_0023  0000.jpg

そこそこ高い位置から、月が現れます。

それは海面からではなく、

鶴見大島の山越しに、月が上がって来たからです。

DSC_0039 0000.jpg

月が登っていくにつれ、徐々に赤くなる満月。

そして、海にも月明かりが射し始めます。

DSC_0169 0000.jpg

月影に浮かぶのは、

「鶴見大島」と「佐伯の街」のあいだにある「八島(やしま)」です。

DSC_0274 4444 .jpg

八島は文字通り、漢字の「八の字」をした末広がりの無人島。

「チョビひげ」的な形をしています。笑

そして、名前の由来と推測されるもうひとつが、八島の龍神社です。

そこには八大竜王が祀られています。

この八大の「八」の八島でもあるのでは・・・?!

DSC_0198 0000.jpg

佐伯城から見る月は、まさに龍神で、八島から天に登っていきます。

月は水面(みなも)を照らし、「海の神」、「漁業の神」の様相を呈します。

ありがたや~。

さて、誰が八島に龍神社を祀ったのか?

それは、300年前の佐伯城の主、6代目の毛利高慶。

1711年のことであります。

山の上の「佐伯城」からだけ見える城下町と海。

そして、八島を照らす月。本当に美しいです。

この景色を前に「八島に龍神社を!」と、毛利高慶は思い立ったのではないでしょうか。

(当初は、八島山頂に神社を設けたとされています。)

DSC_0246 0000.jpg

佐伯城からの眺めは、特別な眺め。

地上の城下町の明かり」、「を照らす月明かり」、「の満月」。

三拍子そろった最高の夜景です。

DSC_0173 0000.jpg

穏やかな海であれ、大漁であれ、無事の航海であれ。

いにしえの藩主の月に託す願いに、思い馳せる夜でありました。

大野 達也

大野 達也

大分県佐伯市

千葉県出身。2015年10月末、大分県佐伯市に移住。本市は海と山の国定公園を擁しております。空港から1時間40分。新幹線は走っていない。都市部からのアクセスが良いとは言えないものの、だからこその手つかずの自然が残されております。特に沿岸部は、リアス式海岸であることが大きく地域性を育んでくれました。海外旅行に行っている場合ではないですよ。地方都市をめぐりましょう。旅行先に、移住先に佐伯をお選びいただけましたら幸いです。

コメント

この投稿者の移住ブログ

大分県佐伯市(さいきし)の移住ブログ