今年の冬は、あまりの寒さで...

こんにちは、えふでです。
このブログを訪ねて頂きありがとうございます。

今日のお話は...
驚くような暖かさ
凍えるような寒さ
心温まるお話
と、温度差が激しい展開です。

さて、
今日(3月4日)、佐久は日中21℃まで気温が上がりました。
南風が吹いて、びっくりするような暖かさ。
あまりに極端で「ようやく春」というより
「いきなり初夏か?」という気温。外にいても上着が要らないくらい。

ニュースを見ると全国で4月下旬から6月上旬並みの気温だったとか!

我が家の庭では、
福寿草はすっかり背が伸びて、
梅やボケの花の蕾も一段と膨らんでいます。
気づかぬうちにクロッカスが現れて、パッと咲いていてビックリ。
枯れ草の合間から葉の先端を覗かせている水仙も、数日前には見えていませんでした。

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今日の様な暖かさは特別だとしても、
春がすぐそこまで来ていることは間違いありません。

それにしても!...

今年の冬は、ホントに寒かった!!

雪は少なかったんですけどねー。(雪かき、ほとんどしてないし...)

私たちは移住して2年、移住前のリフォーム期間を入れても3度目の冬です。
「たかだかそれだけの経験値でなに言ってんだ」って思うかもしれませんが、
長年この地で暮らしている方々にも聞いてみても感想は同じ。
「今年はしみたー。」と皆さん口を揃えます。

  「しみる」は長野の方言で「凍りつく」「冷える」の意味です。
  「野菜しみないようにね。」は「野菜を凍らせないようにね。」となります。

築35年の空き家だった我が家も
すべての窓を2重、場所によっては3重ガラスで断熱したお陰で
昨年までは蓄熱暖房機だけで冬はしのげました。
しかし、今年はホントに寒くて、ついに耐えきれず
雪が降った1月22日に石油ストーブを出しました。

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▲写真左:リビングの蓄熱暖房機
蓄熱暖房機は、内部のレンガを深夜電力で加熱、蓄熱し、日中はレンガの放熱でやんわり室内を温めるエコな暖房器具。
ペットにも安心です。


1年の内で最も寒さが厳しいのが1月下旬。
今年1月27日の佐久の最低気温は−13.4℃。(気象庁データ)
我が家
は観測地点(683m)よりも標高が高い(750m)ので、恐らく−15℃くらい。
ちょうどその翌日夜に事件は起きました。

なんと
お風呂のシャワーが凍結して破裂!

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夜9時頃、誰もいない浴室でザーザー音がするので覗いてみたら...

シャワーの元栓からブシャーーーーッと水が噴き出して
こんな状態に!

(写真撮るどこじゃなかったので画像はイメージです。笑)

うわわわわ!
なんじゃこりゃーーー!

まさか!?
凍って破裂した!??
家の中なのに!???

実はこの数日前、
佐久市内に移住した方のお宅で
同じ惨事があったと聞いたばかり...。

あーーー!
やっちまったーーー!

嘆いていても水はあふれるばかり
ともかくこの噴き出る水を止めないと...
あたふたしながら夜分だというのにリフォームしてもらった工務店に電話、
止水栓の場所を聞いて、懐中電灯片手に裏庭へ急行!

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止水栓(上記写真)はすぐに見つかりましたが... 今度はフタが凍っていて開きません。
お湯をかけようかと一瞬思いましたが、
後でまた凍ってしまうので思いとどまり、
ドライヤーで温めてフタをこじ開け、何とか水を止めました。

結局シャワーの水栓はメーカー修理が必要となりました。
今年はこの寒さで同様の修理依頼が殺到していてメーカーも人手不足。
しかも工事が二度に渡り、パーツの取り寄せも相まって
修理完了は20日後でした。

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赤丸で示したの3箇所の部品を交換して修理代は32,886円...涙
大変な痛手です。

サッシの断熱や屋外の凍結防止対策がいくら万全でも、
家の中が氷点下になれば水道が凍結する。
これはめずらしいことではないということを、今回学びました。
寒冷地に移住するみなさんも気を付けてくださいね。

私は家の外がどんなに冷えても
これだけちゃんと工事してあれば、家の中は大丈夫と思い込んでいました。
外の水道管にはヒーターが付いてるし、
断熱サッシで寒気を遮断してるし、ウチは大丈夫だと...
でもそれだけじゃダメなんですね。


あとでバス器具の説明書を読むと、
ちゃんと凍結防止のために取るべき対策がいろいろ書いてありました。
わずかに水を出したままにしておくとか、
水栓器具の「水抜き」をするとか、
バスタブは水を張り、凍結予防の自動運転を設定しておくとか。

参考までにシャワーの水抜きの方法を紹介しておきますね。
(Panasonic製水栓器具)

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▲下のカバーを外します。お湯と水の2つに分かれた水道管が現れます。
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▲マイナスドライバーで2つの元栓をしっかり閉めます。
ここを止めてしまえば、屋外の止水栓を閉めなくてもシャワーの水だけ止められます。
(屋外の止水栓を止めた場合は、他の全ての水道を止めることになるので生活に支障が出ます)
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▲水抜き栓(左写真のつまみ)を回して蛇口内の水を抜きます。
シャワー/カランの切り換えレバー(右写真)や温度調節つまみもぐりぐり回して、内部に残った水を出し切ります。
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▲シャワーのホースやノズルの中もしっかり水を抜き、ホースは下に置いたままにしておきます。
厳密にはこの方法だとドライバーで閉めたシャワーの水栓から屋外の止水栓までの間の水が凍結する恐れがあります。
夜は水を流しっぱなしにする、あるいは、屋外の止水栓を閉めてから水抜きをする方が確実ですが、
水道代が気になったり、生活水全部が使えなかったり、いろいろデメリットもあるので適宜ご判断を。
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▲バスタブ側の湯沸かし配管にも対策が必要です。
浴槽に水を張って凍結予防の自動運転を設定しておけば、外気温が下がると自動的にポンプが作動します。

どうやらこれは寒冷地では常識のようですが、
経験の無い移住者は、分かっていないことが多い気がします。
私も「水抜き」という言葉は知っていましたが、実際のやり方は分かってませんでした。


さて、寒いお話はここまで。
もう一度温まって締めくくります。

シャワーが壊れて修理を待っている間、
ある日、話を聞きつけてご近所の方が連絡をくれました。

「お風呂入れなくて困ってるだろうから、
 一緒に温泉に行きましょう。」

私たちが住む佐久の望月エリアには
温泉がとてもたくさんあります。
車で30分も走れば、10軒以上の日帰り温泉があって
この内半数くらいは15分圏内!

そんな環境とあって、皆さん温泉にはよく通っていますが、
私たちのことを考えてわざわざお声かけ頂き、本当にありがたいことです。
お電話を頂いた翌日、早速家内と共にご一緒させて頂きました。

朝一が一番いいお湯だからと、集合は朝10時。

すっかり暖まって温泉から上がると、広間でひと休み。
お誘い頂いた方お二人が、
花豆の煮ものや野沢菜、おむすびを手提げから取り出してテーブルに広げてくれました。
野菜もお米もみんな地元でつくられたもの。
手作りでどれも美味しくて...。

良く晴れた平日のお昼前
明るい陽差しが射し込む広間で、
温泉のこと、農産物や風習、方言など
この地に長く暮らす方のお話に
「ああ〜!」とか「え〜?」とか「へぇ〜!」とか言いながらおにぎりを頬張って
お風呂上がりの楽しいひとときを過ごしました。

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この日教えて頂いたのは
「お手掌(おてしょう)」「地豆(じまめ)」

皆が集まって、持ち寄ったものを頂く時、
昔は皆、お皿代わりに手のひらに食べ物を乗せて食べたと言います。
それを「お手掌(おてしょう)」とか、
手をくぼませることから「お手のくぼ」と呼ぶのだそうです。

小さい頃は、お年寄りがお手掌で食べ終わると手を舐めて、
その後決まって髪の毛になすりつけるので
どーしてそんなことをするのか、奇妙に思ったもんだと、
おもしろおかしく聞かせてくれました。

地豆はこの土地で採れる落花生の事で、
千葉産のものに比べて小さく、薄皮が赤いのが特徴で
味も濃く、昔は貴重なものとして売られていたそうです。

私もそんな地豆をお手掌で頂きました。

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さらに帰り際には、
たくさんのお米(もちろん地元産)と手作りのお味噌も持たせて頂きました。
この日はまた別のご近所から、お醤油(こちらも手作り)まで頂いて...
感謝感謝です。

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朝一番の温泉、
美味しい手作りの品、
楽しいお話と、暖かい気遣い。

寒い冬の、あたたか〜い1日となりました。



はい。
今日のお話はこれでおわりです。

の展開、いかがでしたか?(笑)

今回も長いブログを最後までお読み頂きありがとうございました。
それでは次回をお楽しみに。

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えふで

えふで

長野県佐久市

東京杉並に長く暮らしていましたが、山の見える自然豊かな土地での暮らしを求めて2016年3月に50才で信州佐久の里山へ移住しました。 目下、絵本作家を目指すグラフィックデザイナーとして田舎暮らしに奮闘中。 家族は妻と愛犬バティー。築35年の空き家を改装した家で草木と田畑に囲まれて暮らしています。 田舎暮らしを検討中の皆さまのお役に立てるよう、移住先探しから移住後の暮らしまで、絵と写真とデザインを駆使して情報発信していきます。 ブロガー名の「えふで」の「え」は絵・縁、「ふ」はフォト(写真)・ふるさと・ふれあい、「で」はデザイン・出会いの意味を込めました。どうぞよろしくお願いします。

コメント

さなか

私も絵本描いたり移住を考えているものです。奮闘している様子を読みまして、先の不安が少し軽くなりました。応援しております。お互いがんばりましょう。

この投稿者の移住ブログ

長野県佐久市(さくし)の移住ブログ