わたしが地域おこし協力隊になったわけ

こんにちは!

今年の四月に日之影町地域おこし協力隊になった新宅(しんたく)です。

私は観光面で日之影町を盛り上げるために協力隊になりました。

具体的な業務はインバウンド斡旋やSNS発信です。

私は今年の3月に大学を卒業しました。

だから、新卒で地域おこし協力隊になりました。

なんでそんな無謀なことをしたの?と思うかもしれません。

私自身も「なんでこんな無謀なことしてんの?」ってたまに自問します。

もともと大学生のときは海外ボランティアに興味があって、

そういうサークルやボランティア活動に参加していました。

どっちかっていうと

「海外に出たい!バリバリ国際協力したい!」

そう思って大学に進学しました。

あ、でも俗にいう意識高い系ではなかったです。

まじめに学校に通い授業を受けサークル活動をして、休みの日は友達と遊んだりバイトしたりする

普通の大学生でした。

そんな私が、大学で国際協力の勉強をしたり、ボランティアをする中で

だんだんと気付いたことがありました。

それは、

自分が今住んでいる日本のほうが多くの問題を抱えているんじゃないか

ということ。

それは、海外でボランティア活動をした経験を踏まえて思ったことです。

たとえば、サークル活動の一環でフィリピンの貧困地域を訪れたとき、

そこで出会った子どもたちはとても笑顔でした。

What is your dream in the future?(あなたの将来の夢は?)」

そう聞くと、

「お医者さん!」

「教師になって子どもたちに勉強を教えたい」

「パパとママに楽をさせてあげたいから自衛隊で頑張りたい」

とスラスラと夢を語り、将来に対する希望を持っている子どもが

たくさんいました。

もちろん、彼らの生活はとても厳しく、学校をまともに通うことも難しい状況なのですが、

それでも将来を悲観視して、投げやりになったりせずに

家族のために、友達のために、地域のために

頑張るんだと意気込んでいる子ばかりでした。

これは私にとってとても衝撃的なことでした。

私は大学進学で4年間東京に住んでいました。

その4年間で感じたことは

待ちゆく人たちの顔に全く元気がない

満員電車は地獄のよう

若者は社会に出た後の未来に不安しかない

そして

東京一極集中による地方衰退が引き起こす貧困の連鎖が深刻

私は高校まで鹿児島にいたので、特に地方で生まれ育った子どもたちが

いかに東京や東京近辺の子どもたちに比べて情報格差や機会不平等により、

貧困の連鎖の被害に遭っているかを知っています。

今はインターネットがあるから情報の格差はない。

   もちろんそれもそうなのですが、そもそもインターネットで調べるという工程にまでいきつかない。

     つまり調べる物事そのものを知らない人が多くいるんじゃないかなと思います。

あくまでもこれは2014年当時の高校生だった私から見て感じたことですが。

そもそも情報の存在すら知らないと、選択の幅は狭まれて行きます。

    たとえば地方、特に九州や北海道などでは大学進学率が非常に低いです。

     (2016年の都道府県別大学進学率のワースト3位が鹿児島でした[i]

       大学進学率と正社員数は比例しているという事例までありますから、

これはかなり深刻な問題だと思います。

      

東京は逆に人が集まりすぎてすべてが飽和状態

どこに行くにも人、人、人だらけ

情報を得たり何かを得るにはとても便利な分、それを得るためにはいろんなことを我慢しなければいけないなと

私は思います。(多忙な会社勤め、満員電車、激しい競争、高い家賃や交通費など)

だから上記したような人々の覇気のなさ

が生まれているような気がします。

私は

地方 東京 海外

この3つの状況を自分の目で見たからこそ

自分が何を今からするべきかを改めて考えさせられました。

フィリピンで見たあの子どもたちの笑顔や希望

どんなにお金やモノがあっても日本では見れないものだと感じました。

だったら私が今すべきことは日本を元気にすることじゃないかな

そう思うようになりました。

これが私が地域おこし協力隊になった理由の簡単な流れです。

長々となりましたが、私自身どうして地域おこし協力隊になったんだろう

ってことをまとめて頭の中を整理することで、

これから自分がしたいことを明確に導き出せる気がしたので、

こうやって書けて良かったです!

これからも自分が考えてることをこのブログで書いていこうと思います。



[i] 「都道府県別統計とランキングで見る県民性 大学進学率」http://todo-ran.com/t/kiji/15083

日之影町

日之影町

宮崎県北部広域行政事務組合

宮崎県の最北部に位置し、九州の百名山に名を連ねる山々と、深いV字谷を形成した渓谷が大自然の美を織りなす、自然豊かな町です。 6名の地域おこし協力隊が、日之影町の暮らしを発信していきます。

コメント

千秋

はじめまして。隣の北方町の協力隊です。
私も、次の世代やその次の世代が幸せに暮らせる日本にしていくために何かしたいと思って、会社を辞めて協力隊になりました。いっしょにがんばりましょう!

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宮崎県北部広域行政事務組合(延岡市、日向市、門川町、諸塚村、椎葉村、美郷町、高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町)の移住ブログ