ユネスコエコパーク上鹿川登山ツアー 神秘の巨大天然杉『鬼の目杉』を見に行こう!

DSC_3179.JPGこんにちは!北方町地域おこし協力隊の藤原です。

ユネスコエコパーク緩衝地域である鉾岳付近には「鬼の目杉」といって樹齢の永い天然杉が次々と見つかっています。簡単に人が入って見ることのできないような場所(断崖絶壁)に自生しているのですが、それには理由があって、種が競い合って生き残る確率を高くするために、あえて厳しい生息場所を厳選しているのです。

近年、草一本生えていない森がたくさんあるのをご存じですか?それは草むしりをしたからでも除草剤をまいたからでもありません。

かつて自然林を拡大造林し人工林に変えていった時代から、木材が高値で売れなくなった今、手入れ不足から林床に光が差さず下草や中小木が育たない森に生まれ変わっているのです。

地面に石が浮いて木の根っこがむき出しになっているため、降雨により表土が流出し、土砂災害の原因となっています。下層植生が育たないので動物たちの餌がなく、若芽を食べてしまい実生の木が成長できないのです。

上の写真は「目添杉」杉の根の割れ目を他の樹木が通り抜けています。共存し合っている感じがしますね。

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 スギ・ヒノキに広葉樹が混じり、林床にはシダ・コケ類が繁茂する多様な植生が混在してこそ、互いに養分を与え合いながら共生し、川から海まで公益的機能を発揮できる健全な森をつくることができるのだと思います。

 人目に触れず長年生き続けた天然杉が、この時代になって私たちの前に姿を現したのには、なんだか深い意味があるような気がします~

 

 前置きが長くなりましたが「ユネスコエコパーク上鹿川登山ツアー 神秘の巨大天然杉『鬼の目杉』を見に行こう!」

は延岡市を中心とした県北エリア「ひむかのくに」の交流体験プログラムを提供する「ひむかのくに えんぱく」の通年プログラムです。

 次回は7月28日(日)、9月22日(日)詳細は「ひむかのくに えんぱく」ホームページよりhttp://enpaku.biz/?p=798

 登山ルートは北方町上鹿川の鹿川キャンプ場をスタートし、分岐の看板まではSNSで人気の「パックン岩」や鉾岳に向かう登山道を通ります。

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 登山をされるビギナーに守っていただきたいのは、自分の命は自身で守ること。つまり、最悪の事態を想定して準備を怠らないようにお願いします。決して軽装で行かないように!!

 最近パックン岩にスニーカーで行かれる方が多いようです。以前ピンヒール、ミニスカートの女子から「登れますか?」って声をかけられてたことがあるのですが、呆気にとられながら「無理ですね・・・」と答えました

なんて自分勝手なんでしょうか...滑落などでケガをしたら自力で下山できるんでしょうか?人の助けを借りるといっても簡単に救助できません。山での救助はヘリを飛ばすことになります。

 必ず登山靴を履いて登山をしてください!

 たまに地元の方が自分の庭のごとく、スリッパ履きで登っている人を見かけますが... 絶対にマネをしないように!

 ヒルやヘビ・毒虫・切り傷などから守るために長袖・長ズボンの着用も基本です。

 また、本来多様な生物が生息する自然環境の中に人間が入っていっているのですから、生態系を壊さないように、ゴミ(排泄物含む)を捨てない、自生植物等を採取しない、外来種生物を放棄・放流しないといったマナーを守ってくださいね。お願いします!

 山で捨てたペットボトルが雨で川に流れ海まで運ばれ、太陽光や紫外線で粉砕されマイクロプラスチックとなり、海の生き物に害が及び海洋汚染につながります

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さらに、途中はロープや梯子の設置している箇所が多いのですが、これは、登山者の善意によるもので、管理者がいるわけではありません。安全について保証するものではありませんので、使用する際はご配慮ください。もしくは、自身でロープを設置するのがよいでしょう。

目印テープの間隔が長いので迷いやすく、急傾斜で難易度が高いため、ガイドをつけて登ることをお勧めします。

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目添杉から見た鉾岳

 DSC_3192 (3).jpg樹齢600年の天然杉ですが、五股に分かれてます。珍しいですね!

 このツアーを通じて、ユネスコエコパークの生物多様性を保全する活動として、稚樹・幼樹の生育を獣害から保護する活動も行っています。興味のある方はぜひ!私たちと一緒にやってみませんか?

延岡市

延岡市

宮崎県北部広域行政事務組合

延岡市は、東九州地域の中心的都市として、旭化成を中心とする工業集積をはじめ農林水産業などの多彩な産業を有するとともに、海・山・川の自然に囲まれ、歴史的には内藤家七万石の城下町として栄えてきた、産業と自然や歴史・文化が調和したまちです。

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