初心者のクライミング vol.1

「ロッククライミング」をどう思われますか?

 危険と思われやすいロッククライミングですが、安全確保の仕組みが築かれているスポーツです。そのため、経験者は皆「危険なスポーツではない」と言います。

 腕力が必要とも思われがちですが、基本的には脚の力で登ります。山登りなどの軽い運動ができる人であれば、初心者向けのコースは、登ることができます。

 おもしろそうに見えないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、実際にやってみると、ロッククライミングには、他のスポーツにはないおもしろさがあることに気付きます。

延岡市北方町の地域おこし協力隊の千秋です。

先日、初めてロッククライミングをしました。これから、クライミングをした際に、更新していこうと思います。

「少し興味があるけど、どう始めたら良いかわからない」

「何か新しいことを始めてみたい」

「田舎暮らしをしたら新しい趣味が欲しい」

という方の参考になれば嬉しいです!

 「北方町には、『全国でも珍しい』と言われるほど、ロッククライミングに適した良い岩場が多い」と言います。北海道からそのために人が来るほどです。

 確かに、北方にある岩山はすごい迫力があります。ただ、ロッククライミングをやったことのない私には、適した岩場というのが良くわからずにいました。

 この度、クライミング暦約50年の山本さんに教えていただけることになりました。


"ロッククライミングの聖地"比叡山 DSC_0172.JPG

 ここで人生初のクライミングを行いました!

 比叡山には、初心者向けから、上級者向けの多彩なルートが50以上もあることが、クライミングの聖地と言われる理由のようです。

 今回は、TAカンテと呼ばれる、初心者向けのルートです。取り付き(クライミングを開始する場所)に到着したらまず、ハーネス・ヘルメット・クライミングシューズを装着します。

 次にハーネスの、腰と足の部分にロープを固定します。8の字(後輪)という結び方で結び、ロープの先が邪魔にならないように末端処理をします。IMG_0644.JPG

頻出専門用語「ビレイ(ビレー)」

「ビレイ」=「確保」 ≒ 安全確保

初心者の私が、理解しにくかった言葉です。「確保」と言うこともあります。どちらも安全確保を意味します。ビレイは1つの行動を指すものではなく、場所や状況によってビレイの方法は異なります。これを知っていると、本を読んだり、説明を聞いた時にわかりやすいと思います。

手順概要

1.リード(先に登る人)とフォロー(後から登る人)を長いロープで繋ぎます。(一方が登っているときは、一方は留まり、登る人の安全確保(ビレイ)を行います)

2.フォローは、自身の安全確保のため、開始地点にある金具などにロープを固定します(セルフビレイ)IMG_0646.JPG

3.リードは先に登りながら、ルート上に固定されている金具にヌンチャク(2つのカラビナが連結された道具)などのギアをかけてロープを通して、登っていきます。IMG_0659.JPG

4.フォローは、リードの様子を見ながら、ロープを繰り出します。万が一リードが落下したときには、フォローはリードの安全確保のためにロープの流れを止めます。

IMG_0650.JPG

5.リードはロープの余裕がなくなる前に、登るのを中断し、セルフビレイをとってから、フォロー側に余っているロープを引き上げます。

6.ロープのたるみがなくなったら、フォローが登り始めます。フォローは、リードが設置したヌンチャクなどのギアを回収しながら登ります。IMG_0009.JPG

7.リードはフォローの登るスピードにあわせて、ロープが張らない程度に、ロープを引き上げます。万が一、フォローが落下すれば、リードはロープの流れを止めて、フォローの安全を確保します。

8.フォローは、リードのいる場所に到着したら、セルフビレイをとり、回収したギアをリードへ渡します。

9.3~8を繰り返して、終了点を目指します。

 今回は、山本さんのお仲間の石橋さん(この方も50年以上の経験者)がリード、山本さんが私のサポートをしながらフォローの役割をされるという登り方でした。石橋さんに2本のロープを結び、その1本の端を山本さん、もう1本を私に結びました。私は基本的には登るだけで、ギアの回収や、山本さんがロープを繰り出しやすくするための補助をしました。

 この日は、登り始めてすぐに吹雪が岩の下から吹きつけてきて、非常に寒かったこともあり、恐怖で震えているのか、寒さで震えているのかが、最初はわかりませんでした。登っていく内に、晴れてきて暖かくなってくると震えもなくなりました。

 実際にやってみた感想は、

「めちゃくちゃおもしろかった」です!北海道から登りに来る意味がわかった気がします。

 人によると思いますが、怖さはあります。石橋さんが確保してくださっていることは頭の中ではわかっていましたが、時折、落ちたら死ぬかもしれないという気持ちが現れます。体勢が悪い中で、次に足をかける場所がみつからないときなどには、死にものぐるいになります。「必死」の本当の意味に気付くことができました

 ロッククライミングは、安全に「死にものぐるい」を体験できるスポーツです。

IMG_0670.JPG

  景色も最高です。

 皆さんも、ロッククライミングを体験してみませんか?きっと新しい発見があります。

とは言っても、初心者だけで登るのは危険です。必ずインストラクターや、経験豊富な経験者と登りましょう。

 北方町には、上鹿川という集落に「庵・鹿川」という、クライマーが宿泊する山小屋があります。私は、登山の後に、ここに宿泊した際に、山本さんと知り合うことができました。

 上鹿川は、山に囲まれた集落で、登山客もたくさん訪れる良い場所です。まずは、登山で「庵・鹿川」に宿泊してみるというのも、ロッククライミングを始める1つの方法かもしれません。

延岡市

延岡市

宮崎県北部広域行政事務組合

延岡市は、東九州地域の中心的都市として、旭化成を中心とする工業集積をはじめ農林水産業などの多彩な産業を有するとともに、海・山・川の自然に囲まれ、歴史的には内藤家七万石の城下町として栄えてきた、産業と自然や歴史・文化が調和したまちです。

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