【てしょ】でしょ?

*本日、生きた証*
 日中:じーむじーむじーむ
  夜:或るバイト
 深夜:さらに或るバイト

きゅう&えい

どぉーーーもくん、たっちです。

マジカルですか、バナナ。
10歳になるぐらいまで、夜のテレビ番組として楽しみにしていたものの一つは『マジカル頭脳パワー』でした。
「バナナと言ったら黄色♪」でお馴染みの連想ゲームは、子どもでもすぐに覚えられるけれど奥が深く、その他伝言バトルやしりとりバトルなどコンテンツのバリエーションも豊富、ご長寿クイズ番組だったと記憶しています。
しかし、クイズの内容以上に鮮烈に記憶しているのは「とにかく所(ジョージ)さんがキレキレすぎ」たことで、ひたすら頭の良い人という印象を受けたものです。

クイズといえば。

唐突ですが、問題です。

これは、とある食品の製造段階ですが、その食品とは何でしょう?

厳重に、厳重に

ちなみに写真は木綿、新聞紙、毛布で包まれているところ、さらにここから筵、毛布、こたつ布団、こたつ布団、藁でのマジカルミルフィーユにされてゆきます(冒頭を引きずりすぎ)。

何、難しい?

仕方がありません、ヒントをお出ししましょう。

私が愛してやまず、この冬は毎朝中々の量を摂取している食べ物です。
酒のアテとしてそのままつつくのも良し。

ぼぼーん

......て、あんたの食生活とか好物とか知らんがな!!

我ながらそう思います、こんなしがないブログで一人芝居していること自体どうなのんと。

勝手に拗ねず真面目にやりましょう、てんで、我が国の伝統的な調味料たるこの食品は、上の写真のような壺の中で熟成されるのですね。
しかし日本昔ばなしに出てきそうな道具だなぁ。

Oh邪魔ばかり

この時点で「もったいぶらずにもう答えを言え」と「さすがにそろそろ感づいたわ」、はたまた「まぁどれでもえいわ」という方のいずれが多いのか、それ自体ももはやどうでも良い気もしてきました。何ですかね今日のテンションは。

さて、おすそ分けにいただいた特製調味料があまりに美味しく、くださった大正は大奈路のおかみさんにその感動を熱烈に伝えたところ、今度仕込みをするから見に来いや~とお誘いいただいたのですね。

教えられた集落(里川)方面へ車を走らせていれば、「煙が上がっているからわかるはずよ」とのご案内メッセージが届きまして。

お。

お窯です

ほんとだ、 Googleマップに散々いじめられてきた私でもさすがにわかり、手を振るおかみさんも無事に発見できました。

そして、本製造作業のマスター(?)はおかみさんのお母さまなのですが、御年80歳と言われて驚愕するほど足取り軽快、シャンとした背筋で窯にほいほい薪をくべておられます。

そろそろかねぇ、と、40年ものという蒸し器が開けられますと......

ほっかほか

たちこめる湯気に包まれて現れたのは、GoHAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAN!!!!

まだまだ最初

すんません、なんとなく「UDON」的なノリがやりたかっただけなのでお構いなく、とかくうるち米ともち米のブレンドごはんが蒸し上がりまして、筵の上に敷かれた木綿に広げて冷まされます。
(ちなみに今回の原料はたまたまこのブレンドですが、米だけ、麦が入る、などなどバリエーションがあります)。

人肌よりもちょっと冷めたぐらいで、手を入れてほぐしていくのですが、もち米が混ざっている分なかなかばらけ難く骨が折れる作業です。

まぜくるよー

ある程度ほぐれたら、バラバラと粉末状の種麹をふりかけ、まんべんなくまぶしていきます。
劇的な寒がりの私もさすがに汗だく、肘もだいぶ疲れてきたなか、おかみさんたちは休むことなく手を動かしておられ......いやぁギリギリ20代のはずなんだけど、自分が情けないなぁ。

そんなこんなで混ざったら、冒頭の写真のようにぬくぬくに包んで二晩置き、麹に花を咲かせてゆきます。

てことで、お米×麹=調味料、しかも酒と併せて舐めても良し、とくればさすがに皆さまお察しですね。

Yes, お味噌様!!!!!

日本を代表する発酵食品で、地域や家庭によって作られる/使われるものが大きく違うので、まさにその土地や人々の「文化」をうかがい知る絶好のツールであります。

なんつて、熱く語ったは良いものの、その仕込みは一日にしてあらず(残念ながら今回、自分は初日しか出られないのですけども、おかみさんからレポートが来ます)。

ここは続報を待たれよ、てところですが、実はこの日一番印象的だったのは......。

ごちそうすぎて

お母様がこしらえてくださった、まかないごはんの尋常でない旨さでした。
食べ慣れぬ白米も茶碗一杯ペロリ、とりわけ甘く煮たシイタケとニンニクの葉を卵でとじた一品は筆舌に尽くしがたく、「なんと......感動的においしいです......」としつこく言いながら口に運びましたと。

【てしょ】に盛っていただいたのだけど、これならば鍋一杯に食べられるわ。

てんで、本日の高知ことば【てしょ】は【小皿】という意味でつかわれる幡多弁です。
 例)【てしょ】渡しや、刺身とっちゃお。

結局、味噌づくりには関係のないことばでしたとさ。

じゃ!
たっちー

たっちー

高知県四万十町

2016年8月より四万十町地域おこし協力隊に着任した、文系院卒の元日本語教師(28歳・独身・女)。前職の経験を生かし、「子ども」や「学校」をキーワードとしたイベントの企画・運営に奮闘する。 また着任以降、「高知ことば」を一記事につき一語取り上げながら、日々の活動を綴るブログを毎日更新中。四万十の人と自然、文化をより広く発信せよ! とのミッションのもと、2017年1月より「田舎の暮らし方」ブログの執筆を担当。 過去の投稿はこちら「日本語教師の高知ほうろうき」http://taccis.blogspot.jp/

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