【汁がい】で

*本日、生きた証*
 終日:あれれ

伝説ですか、百恵ちゃん。
「ちびまる子ちゃん」で主人公の"憧れのアイドル"としてその名を知ったため、顔を実際に認識したのはだいぶ後のことでした。
モーニング娘。が一世を風靡していた頃の小学生にとっては、「なんか地味だなぁ」ぐらいの印象でしたが、今になって見れば圧倒的な存在感ですね。
十代とは思えぬ......幸の薄さ?(褒めてます)

地味といえば。

どうもです

昨日、長きに渡るインフル闘病から地味に復活を遂げまして、お仕事第一弾として訪れましたは、野地の集会所でございます。

厨房スペースの扉を開けますと、肉や野菜の入り混じった、いかにも食欲を刺激する香りがプンと漂っておりました。

わくわく

いかにも! ここからか! 
匂いの元と思しき、大きなボウルと鍋の中には、じっくりコトコト煮込まれた食材が種類ごとに分けられ、出番を待っておりました。

おまちかーね

さて、その出番とは?

舞台は、休校中の家地川小学校の体育館へと移りまして、60名ほどが座れるテーブルが並んでおります。

今日は、野地・家地川集落の住民お待ちかねのグルメイベントの日なのですね。

さあ準備しますよ

両集落と同じ「立西地区」に位置する寺野集落出身で、かの一流「ホテル西洋銀座」で総料理長を長年勤めておられた広田昭二シェフを招き、地元の食材を使って特別料理を作ってしまおう! てな企画。

気になるメニューは、まず「しまんとポトフ」。

最後に合体させるのだ

しまんとポーク、骨つき鶏、キャベツ、セロリ、ごぼう、じゃがいも、かぶ、人参......などなどをハーブと塩胡椒でシンプルに煮込んだものなのですが。
シンプルがゆえに素材の味が生きる、とはまさにこのことでしょうね。

とろける

噛まずともホロホロと口の中でとろけてゆく、それぞれの具材には違いに出汁がしみ合っていていて、何とも奥深い味わい。

さすが、前日から手間をかけて仕込まれただけのことはありますなぁ。
シェフ曰く「家でも作れますよ」とのこと、確かに惜しげなく配布されたレシピに難しいところはないのだけど、これだけの種類の素材を揃えること自体、なかなか。

役得だぜ

あ、いや、私だってただ食べに行ったわけではなくてですね、テーブル準備や配膳、片付けなんかのお手伝いを......したり......うん、した(小声。

あくまでその、まかない的な? 

いただきまんもす

で、このポトフを作る過程で出たダシ、じゃないか"ストック"っていうんですかね、ともかく煮出した汁を取り出しまして、玉ねぎ、りんご、トマト、にんにく・生姜、お米をを加えたカレークリームスープがまた絶品なのですよ。

生クリームのまろやかさの中に、甘味、辛味、酸味......様々な味のバランスがっ!

......すいません、味覚音痴と悪名高いやつが筆舌を尽くすとこんなもんです、きっと伝わってないわ、この美味しさが。

とにもかくにも、一流料理人にも関わらず、飾らない気さくな人柄が素敵な広田シェフ自慢の料理に、地区のみなさんが舌鼓を打つ素敵な昼下がり。

わいわい

老若男女が楽しめるメニュー、というのも粋ですなあ。

ちなみに私は、ポトフのごぼう・セロリ・じゃがいもを器に入れる係を担当させていただきましたが、次々流れてくるお客さんを前にスープを【汁がい】ですくっておられた隣の方は、大変そうでした。
不器用なおいらがやると、ズルズルにこぼしてしまっていたでしょうね......。

てんで、本日の高知ことば【汁がい】は【おたま】のことをさす土佐弁です。

ほんじゃーに。
たっちー

たっちー

高知県四万十町

2016年8月より四万十町地域おこし協力隊に着任した、文系院卒の元日本語教師(28歳・独身・女)。前職の経験を生かし、「子ども」や「学校」をキーワードとしたイベントの企画・運営に奮闘する。 また着任以降、「高知ことば」を一記事につき一語取り上げながら、日々の活動を綴るブログを毎日更新中。四万十の人と自然、文化をより広く発信せよ! とのミッションのもと、2017年1月より「田舎の暮らし方」ブログの執筆を担当。 過去の投稿はこちら「日本語教師の高知ほうろうき」http://taccis.blogspot.jp/

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