見【ちょん】!

*本日、生きた証*
 日中:かんがえごと
  夜:みーちんぐ

食べて歩きたい

どうも、たっちーですね。

石焼きですか、お芋。
スピーカーからあの歌うようなオジさんの声が流れると、無意識に体が反応してしまう人、特に女性は少なくないのでは。
秋冬のお楽しみ、ぬくぬくしていたコタツから這い出る数少ない動機になっていたはず......ですが、最近とんと販売車を見かけなくなりました。
確かにコンビニでも売られるようになり、採算合わないのだろうけれど、ちょっと寂しいのは私だけ?

それにしても、にしてもです。

むふふ

焼き芋ってどうして! 
こうも! 

罪作り的に美味しいのかしらん。

もうハンカチどころじゃないの、この黄色い幸せは。
しかもひとくちにサツマイモといっても種類は色々、ひときわ色が濃く、水気が多くジューシーな上の写真は四万十高校産の安納芋です。

品種の違いを暖かい部屋でゆっくり味わうのもいいけれど、外でホカホカと湯気を立てながらかじるのもまたオツ。
しかもワンハンドなので食べ歩きにもぴったりですしねぇ。

この他、食べ歩きの定番といいますと。

サクホカ

我が国で嫌いな人の割合の方が圧倒的に少ないであろう、もはや国民食ともいえるコロッケちゃんです。

だがこちら唯のポテトコロッケと思うなかれ、なんと刻んだ高菜漬が入っていて、その塩気がジャガイモの甘みを引き立てているオトナな味わいのものなの。 
つまり超んめぇの!!!

なつかしかな

九州北部の特産品として知られる高菜漬ですから、上のコロッケをいただいたのはいかにも九州、大分県は豊後高田市の精肉店「金岡」さんです。

味があるねい

見るからに上質な豊後牛はもちろん、揚げ物を中心とするお惣菜も豊富に取り揃えられ、実際コロッケも多数あるバリエーションから悩みに悩んでひとつ選びました。
ちなみに高菜以外には、和牛ミンチ("上"もある)、おから、かぼちゃ、コーン、キムチ、カレー、すき焼き等など、もうチャンスさえあるなら全部食べたい。
そして食べれそうだから怖い(自制しましたが)。

さてこのお店がある豊後高田は、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」に出てきそうな1960年代の景観を保存し、「昭和の町」をテーマにまちづくりをしていることで全国的に知られています。

えい味

地方創生や商店街活性化について勉強していると、事例として度々話題に上るため、かねてから視察に訪れたい地域でした。
なお交通アクセスは大分から福岡へ北上する道すがら、宇佐神宮にお参りすべく下車した宇佐駅からバスで10分ほど。

しかし参詣を終え、博多へ向かう電車の時間までにちょうど良い便がなかったことから、私は駅前からレンタサイクルで爆走したのですが(といっても、電動アシストだったのだけど)。

お世話になった相棒

電気の力に頼ったのが悔しいものの、ノーマルがなかったので致し方なし!

ふむふむ

ほんで実際に中心地(商店街)に到着してみると、正月2日で開いているお店が限られているにも関わらず、散策するお客さんが想像以上におられます。
昨年はジャニーズの子が主演した「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のロケ地にもなったためか、若い女の子たちも少なくありません。

いわゆる聖地巡礼というやつでしょうが、「君の名は。」の岐阜・飛騨しかり、アニメや映画、ゲームの舞台になることは地域の賑わいを大きく左右しますね。

ほほー

ここではたくさんのネタを見つけたので、一度に紹介することは避け(ネタの温存、でもあるけれど、長くなりすぎるのもアレで......ごにょにょ)、ひとます概要を。

豊後高田は江戸の頃より、国東半島随一の繁華街として栄えたそうですが、昭和40年代以降は人口減少と共に徐々に衰退してゆきました。

地域の人が危機感を強めるなか、平成17年に「豊後高田市まちづくり株式会社」が創立。
昔ながらの狭い道幅、そこに立ち並ぶ古い建物の積極的な保存だけでなく、一枚看板や木調の造り、その店ならではのお宝の展示("一店一宝")、なつかしさを感じさせるものの取り扱い(一店一品)などを条件に「昭和の店」として認める取り組みがスタート。

むやみに「古いものを残しましょう」というのではなく、各商店の個性を残しながらも統一感を演出し、ひとつの商店街としてのブランディングがされるようになったのですね。

お宝です

以上から考えられるのは、地域活性においていかに「元々あるものを生かす」ことと「明確なコンセプトのもとに関係者が協働する」ことが重要であるかでしょう。

一方四万十町は大正地区(=旧大正町)でも、その名にひっかけて「大正ロマンのまち」と銘打ったご当地PRがなされてきた経緯があります。
かといって中心部に実際残っ【ちょん】のは、大正時代の街並みではなく昭和〜平成のものですから、その保存をもって「大正ロマン」としてブランド化しようとしても、当然無理が生じてしまうわけで......。

どこかで上手くいった事例を、じゃあうちも! と真似ようとしたってそう簡単にはいかないよというお話ですな。
難しいものです。

てんで、本日【〜ちょん】【〜ちょる】は動詞について状態の完了・継続・結果を表す、すなわち【〜ている】という意味で使われます。
 例)なぁなぁ、知っ【ちょん】!? みっちゃん来月結婚するって!!

土佐弁の【〜ちゅう】、幡多弁の【〜ちょう】と同じ働きですね。

ほんじゃーに。
たっちー

たっちー

高知県四万十町

2016年8月より四万十町地域おこし協力隊に着任した、文系院卒の元日本語教師(28歳・独身・女)。前職の経験を生かし、「子ども」や「学校」をキーワードとしたイベントの企画・運営に奮闘する。 また着任以降、「高知ことば」を一記事につき一語取り上げながら、日々の活動を綴るブログを毎日更新中。四万十の人と自然、文化をより広く発信せよ! とのミッションのもと、2017年1月より「田舎の暮らし方」ブログの執筆を担当。 過去の投稿はこちら「日本語教師の高知ほうろうき」http://taccis.blogspot.jp/

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