地方移住を検討している方へ、田舎の暮らし方ブログ

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移住物語Vol.20 歴史ある町並みを
「あでカワ」散策 愛媛県 清水 香奈さん

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Vol.20 愛媛県 清水 香奈さん

「自然を身近に感じる場所で、観光の仕事がしたい」

2015年春、私は地域おこし協力隊として宮城県仙台市から愛媛県内子町へ移住し、2つの夢を叶えることができました。

移住する1年前、初めての四国旅行を前に眺めていたガイドブックで、内子という町があることを知りました。そこで見た、歴史情緒あふれる美しい町並みに一目惚れ。残念ながら、その旅で足を運ぶことは叶いませんでしたが、「いつか行ってみたい!」と思いを馳せていました。

そんな矢先、憧れの場所に住める絶好のチャンスが訪れます。内子町が観光振興担当の地域おこし協力隊を募集していたのです。もちろん、迷わず応募。晴れて内子町で、新しい生活を始めることとなったのです。

町並みと協力隊.jpgのサムネイル画像

移住生活では、旅行で感じた、愛媛の温かい風土と人柄そのままに、町のみなさんは私を歓迎してくれました。仙台ではできない経験や新しい出会いに恵まれ、充実した毎日を送っています。また、移住のきっかけにもなった美しい町並み。今も美しい景観が保たれているのは、町の人達を中心とした保存活動によるものだと知りました。当時の時流に逆行しながらも、自分達のアイデンティティーを貫いてきた町の人達の気概を知ったことで、ますます内子が好きになりました。

髪飾り作りのようす.JPG

そして、「町の人達の思いをベースに、私のできることで内子を盛り上げたい!」と始めたのが「内子あでカワプロジェクト」です。自身の着付けやヘアセットの技術を活かし、観光客に着物を着て町並み散策を楽しんでもらうという企画。使用している着物の多くは、町内の方からの寄付によるもの、髪飾りはおばあちゃん達が特産品の和紙を使って作ってくれたものです。思いがつまった着物や髪飾りをまとい、町を歩けば、「着物ええねぇ」と声をかけられ、内子の人の温かさに触れることができます。

着付けのようす.jpg

先人たちが大切に守り、未来へつないでくれた場所。そこをステージに町の人に支えられ、夢を実現できている今、私はとても幸せです。

このプロジェクトを通し、たくさんの人に内子の魅力を知ってもらうことで、町の人達に恩返ししていきたいです。

出典元:ジャパトラ(一般社団法人住まい教育推進協会)

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プロフィール写真2.jpg

清水 香奈氏
宮城県仙台市出身。2015年4月から愛媛県内子町地域おこし協力隊(観光振興担当)としてIターン。前職である美容師の経験を活かし、2016年5月から着物着付け体験「内子あでカワプロジェクト」をスタート(あでカワ=あでやか+カワイイを合わせた造語)。体験人数はのべ約400名にのぼる。

【内子あでカワプロジェクトFacebook】
https://www.facebook.com/uchikoadekawaproject/

【内子町公式観光サイト「内子さんぽ」】
http://www.we-love-uchiko.jp/

【田舎の暮らし方ブログ】
https://inaka.arukikata.com/ehime/uchiko/

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