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うなぎ使った新商品
鹿児島・日置「おまめさんの旅いなり」

27_日置_窪田.jpg▲「おまめさんの旅いなり」のテスト販売に臨む門松政周さん(中央)
=東京・池袋で2017年11月、門松さん提供

鹿児島県日置市伊集院町の老舗「日本料理徳光軒」四代目店主、門松政周さん(43)は、うなぎを使った新商品「おまめさんの旅いなり」を開発した。うなぎは創業(1929年)の頃から店の看板メニュー。新商品は東京でのテスト販売も好評で、発売に向け準備を進めている。

門松さんは2017年初めごろからうなぎの新メニューを検討し、会席料理で人気があるいなりずしとうなぎを組み合わせた商品の開発を決めた。

ただ、製造小売販売のノウハウはほとんどなく、新商品のコンセプトもなかなか決まらなかった。店のルーツをたどり、創業者で曽祖父の故・周吉さんがうな丼の駅弁を地元の駅で販売していたことを知った。そこで、コンセプトを「旅のお供の弁当として、持ち運びやすく、誰でも食べやすいサイズ」と規定。新商品を一口サイズのいなりずしとし、商品名も決まった。

コンセプトに合うパッケージやロゴの製作と並行し、品質保持のための新しい調理法も検討。保存期間を延ばすため山椒でうなぎを煮ると、香りが立ってうなぎ本来のうまみに奥深さを与えることができた。いなりずしの中にうなぎを収めずむき出しにし、食欲をそそるよう工夫した。

「試作を重ねる中で、消費者がどういう反応を示すか、不安は大きかった」と門松さん。商品化のめども立ち、テスト販売を兼ねて17年11月、「ニッポン全国物産展」(東京・池袋サンシャインシティ)に出展。対外販売に初挑戦した3日間だったが、7個入り500円で計約310箱も売れた。

「たくさんの思いが詰まった店の味を、多くの人に味わってほしい」。四代目の挑戦は始まったばかりだ。【窪田猛彦】

日本料理 德光軒
〒899-2502
鹿児島県日置市伊集院町徳重414
099-273-2005

27_日置_窪田.JPG執筆者:窪田 猛彦
1986年9月15日生まれ、青年部活動による地域活性化と経営者として経営面での経済活性化を図っていきたい。「各家庭に一輪でも花が飾られている」環境をつくることを目標にし、日置市住む人がより豊かになれることに寄与できる経営をしていきたい。
https://kubotaen.hanatown.net/

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