地方移住を検討している方へ、田舎の暮らし方ブログ

Powered by 地球の歩き方

紫テーマに街づくり
福岡・筑紫野「紫駅」や紫レシピ

24_筑紫_北岡.jpg▲毎年秋に収穫される紫芋=小野和子さん提供

福岡県筑紫野市で、筑紫野むらさきまちづくり協会やちくしの物産振興会、筑紫野市商工会が連携し同市のシンボルカラー、「紫」をテーマにした街づくり「紫プロジェクト」を進めている。かつて筑紫野市には紫草という、現在では絶滅危惧種に指定されている植物が咲いていたと伝えられる。また、紫は筑紫野市の名前の由来でもある。紫ブランドの育成と紫をキーワードに街を活性化しようとする取り組みが紫プロジェクトだ。

このプロジェクトの一環でさまざまな商品も生まれた。紫芋を使った「筑紫野 初月」「紫芋の甘納糖」という菓子も誕生し、2014年から販売されている。「菓子工房 小野農園」代表の小野和子さんは「2017年の九州北部豪雨で、菓子製造の委託先工場が被災した。初月を作ることができる機械を持つ工場が非常に少なく探すのに苦労したが、なんとか見つかり、生産を再開することができた」と話した。

また過去には九州国立博物館で紫草染衣装のファッションショーや展示会を開催したり、3年間「紫のまち博覧会」と題し、さまざまな企業やNPO団体と連携して、体験型の観光プログラムなどの事業を行ったりした。西鉄が天神大牟田線に18年ぶりに新駅を開設した時には紫プロジェクトからの働きかけもあり、「紫駅」が誕生した。

紫プロジェクトは17年から18年にかけ、紫をキーワードにした飲食物のレシピを募集する取り組みを行う。優秀なレシピを表彰し、紫の街づくりを盛り上げる。紫プロジェクト推進委員会の矢ケ部雄一さんは「筑紫野市を市外の人から紫のまちと認識してもらい、市民が紫を誇りに思ってもらえるようにしたい。紫を全世界に発信していく」と話している。【北岡幸一】

24_筑紫野_北岡.JPG執筆者:北岡 幸一
1980年4月18日生まれ。筑紫野市にて居酒屋「漢塾」を経営。商工会青年部では「SPAコン in 二日市温泉」を成功させ、同副部長、県理事を務める。PTA役員、少年ソフトボールチームの監督としても活動中。

特集