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えび狩り世界選手権
山口・秋穂 「車エビの町アピール」

19_山口_赤瀬.jpg▲2017 年9月3日に開催された第27 回「あいおえび狩り世界選手権大会」
=牧徹さん提供

山口市秋穂地区は、世界で初めて車エビの養殖事業に成功した発祥の地。秋穂地区の中道海水浴場で、2017年9月3日、第27回「あいおえび狩り世界選手権大会」が開催された。

遠浅の海水浴場を網で囲い、その内側に約400 キロ( 約1万7000匹) の車エビを放ち、ピストルの合図で、参加者は一斉に車エビを手づかみで奪い合う。最も多くの車エビを捕まえた人が優勝だ。約1600人の定員に5万人近くの応募あるほどの人気で、この街の一大イベントだ。養殖発祥の地にちなみ、当初は地元の漁協青年部が企画してイベントが始まった。

外国からの参加者もいて、フランスから参加のシリル・マキシム・デュモンさん(33)は「日本の知人からこの楽しそうなイベントを紹介され、参加を決意しました。初めての参加でしたが、50匹程度も捕まえることができました」と興奮した様子で語った。

現在、車エビの養殖は熊本県や沖縄県で盛んになっており、収穫量の面では秋穂の車エビ養殖事業は減少傾向にある。しかし、今後もデュモンさんのような海外からの参加者を通して、秋穂の高品質の車エビを世界にアピールし、販路拡大につなげることもこのイベントの狙いのひとつだ。

主催する山口観光コンベンション協会秋穂支部の富田正朗会長はこのイベントについて「高齢化が進んでいる地域ですが、イベントをきっかけに観光に来られる方もおり、地域全体が、活性化しています。また、『車エビの町秋穂』をブランド化し、世界に知ってもらいたい。何より秋穂の子供たちに、こんなに素晴らしい大会がある誇りを持ってもらいたい。それが一番」と話した。【赤瀬章太】

19_山口_赤瀬.JPG執筆者:赤瀬 章太
1982年8月 山口市(旧 秋穂町)生まれ。2014年に東京よりUターンし、家業の建設会社に入社。山口県央商工会青年部秋穂支部の副支部長として、あいお花火まつりの主催や当秋穂支部企画のご当地カレーの商品化に尽力する。
akaseki@c-able.ne.jp

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