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「源氏うどん」売り出し中
兵庫・川西 観光客誘致の起爆剤に

14_川西_和島.jpg▲さんど豆を源頼光の刀に見立てるなど鬼伝説や川西市にまつわる具材を盛りつけた色鮮やかな源氏うどん
=川西商店連盟提供

源頼光の鬼退治伝説が残る兵庫県川西市の川西商店連盟(田中敏晴会長)が、清和源氏発祥の同地にちなんだ「源氏うどん」を売り出し中だ。鬼退治と同市にまつわる具材を盛りつけた色鮮やかな新名物で、同連盟は「観光客誘致の起爆剤になれば」と期待を寄せている。

源氏うどんは、白さとうねりで鬼伝説の舞台となった近くの大江山(京都府)で見られる雲海をイメージした。具材は4種類。さんど豆(サヤインゲン)を源頼光の刀に、すじ肉を大江山の鬼・酒呑童子の肉に見立てた。かまぼこには市花、リンドウの焼き印を施し、ニンジンには市木、桜の切り飾りを入れるこだわりよう。上品な出汁にもちもちとした麺も特徴だ。メニューは、温うどんと冷やしうどん( 各400円)に、市の特産農産物・イチジクのカレーをかけたカレーうどん(450円)がある。

連盟は市内13商店会で構成されている。2年前に特産品の乏しさを憂えた田中会長が、市内でスーパーを経営する連盟事業委員長の仲村博一さん(54)を責任者とする7人のチームを発足。市の歴史や文化を盛り込み地元を強くアピールする源氏うどんを考案した。市を代表する「源氏まつり」や「川西まつり」などでは一日に500杯以上売り上げる人気ぶり。現在は市内外のイベントでの出店販売のみだが、ゆくゆくは共通のうどんの定義やのぼりを作って市内飲食店で提供し、市全体を盛り上げていくことが目標だ。

仲村さんは「将来的には、源氏うどんを正月に食べれば無病息災につながるなどの文化まで作りたい」と、熱い思いを語っている。【和島将志】

14_川西_和島.JPG執筆者:和島 将志
1974年5月15日、川西生まれの川西育ち。川西市は清和源氏発祥の地として歴史のある町。 
川西市商工会青年部部長及び兵庫県商工会青年部連合会会長を歴任。さまざまな手法で県内や市内の地域活性化に貢献。
http://ichiyoshi.jp/

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