地方移住を検討している方へ、田舎の暮らし方ブログ

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移住物語Vol.17 北海道 井坂 美保子さん
ユネスコが認めたジオパークの町

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Vol.17 北海道 井坂 美保子さん

様似町は、太平洋に浮かぶ奇岩、山と海が織りなす風光明媚な景観、そして四季折々の美味しい食べ物が魅力的な町です。中でも町全体がユネスコ世界ジオパークと言うのが大きな魅力です。町を代表するアポイ岳は、低い山ながら高山植物が自生している珍しい山です。そんな魅力溢れる町ですが、私が様似町に移住したいと感じたきっかけは、自然でも地質でもなく「地域の人」でした。

様似町を代表する観光スポットの一つ親子岩.JPG

私は福岡県にある小さな町で生まれ育ち、大学進学を機に北海道へ移住しました。大学三年時、所属していた研究室の先生が様似町の隣町で講演会をすることになりお手伝いに行きました。講演会後のお酒の席で、当時様似町役場に在籍していた職員の方にお会いしました。「井坂さんは、どんな卒業論文を書こうと思っているの?」と聞かれ、研究をしようと考えていた卒業論文の内容を答えました。

するとその方は「なるほど。でもその卒業論文全然面白くないから(笑)。とりあえず、様似町にあるアポイ岳に登りな!」と言われ、私はほろ酔いだったこともあり「わかりました!様似町に行きます!」と答え、気が付けば卒業論文を様似町で書くことになりました。

カンラン岩でできたアポイは海にも近く雲海が見れることも。.jpgのサムネイル画像

お酒の席で決まった研究対象地でしたが、様似町へ訪れる度に町の方達が宿泊先にお酒や美味しい食材を持って来てくれました。一緒にご飯を食べたことや私の研究の補助をして頂いたことは今でも忘れられません。そんな地域の方達に触れ、様似町に住みたいと感じるようになりました。

冬は町の人と山に遊びに行ったり.JPG

住み始めて、新たに発見したこともあります。協力隊に着任し活動を始めて四年程が経過し、活動の中で面白い様似町民に会う機会が多くなりました。町内のコアな場所をひたすら探検する「様似のインディージョーン〇」や石をこよなく愛する石女など地域に眠る変人(良い意味で)に出会い、彼らが見る様似町は今まで私の視点と少し異なり面白いと感じました。様似町は地産地消の変人(良い意味で)がまだまだ眠っていると思います。その方達を発掘し巻き込み、面白い町作りをしてみたいと考えています。あれ?様似町なんか面白そう。楽しそう。そんな町になれれば良いなと思っています。

出典元:ジャパトラ(一般社団法人住まい教育推進協会)

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井坂 美保子 氏

1989年生まれ。福岡県嘉麻市出身。高校卒業後、大学進学を機に憧れの北海道に移住。大学時代にエゾシカの調査で様似町を訪れる。調査の度に様似町の人々と触れ合い、町が好きになった。2013年様似町への移住を決意。趣味の狩猟を楽しみながら、様似町地域おこし協力隊として活動中。

『様似町の移住ブログ』
https://inaka.arukikata.com/hokkaido/samani/

インスタグラム【#さまさんぽ】
https://www.instagram.com/isa09202814/

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