地方移住を検討している方へ、田舎の暮らし方ブログ

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東京にもほど近い【千葉県南房総エリア】で、
あなたに合ったライフスタイルを実現!

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こんにちは。田舎の暮らし方編集部です。

おかげさまで、これまでのセミナー取材回数、対象地域もかなりの数になって参りましたが、その中でも今回お伺いした【南房総、どこに住むか問題】は、歴代3本の指に入る面白いセミナーでした(※個人的な感想です)。

おもしろポイント1
【南房総】というエリアの3市町(南房総市、館山市、鋸南町)の合同セミナーなので、1市よりも情報(選択肢)が多く、県全体ほど多すぎるわけではない(ちょうどいい)。また、コンセプトがハッキリしているので、3市町の合同に違和感がない。

おもしろポイント2
先輩移住者の方の職業が【漁師】【農家】【勤め人】とバランスがよい。また、特殊でニッチな職業というわけでもないので、それぞれの話を比較したり平均したりすることで、誰にでも役に立つ話になる。

おもしろポイント3
司会者と3人の登壇者の対話形式で、司会者の質問項目が【仕事】【住まい】【子育て】【買い物】と的確にポイントをおさえていた。回答者も用意された・つくられた答えではなく自然体で回答していたため、信憑性が高かった。

おもしろポイント4
よくありがちな、全市町の【人口】【気候】【特産】などを慌しく紹介するようなことはなく、生だからこそ聞ける移住者の話に終始していた。

これからはじめて移住セミナーに参加してみようと思う方は、上記ポイントをふまえて参加するセミナーを選ぶといいと思います!(※個人的な意見です)


さて、セミナーの内容を紹介していくにあたっては【ヒト】にスポットを当てていきたいと思います。

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1) 南房総市で漁師になった矢倉さん(登壇者写真左)の場合
【漁師】と聞くと特殊な職業に聞こえますが、一言で漁師といっても様々な種類があります。定置網漁であれば、何かしら乗り手を募集しているので、「やります」といえば漁師になれますが、感覚的にはサラリーマンに近い漁師だそうです。その地域で一定の水揚げ実績を積めば漁業権が取得でき、独立することができるそうです。ちなみにヤクラさんは、移住後に定置網漁の経験を経て、現在はキンメダイなどの一本釣りをメインに漁師をされています。
気になる生活のリズムとしては、
 02:00 起床・朝食
 03:00 仕事(水揚げ作業)
 09:00 昼食
 10:00 仕事(作業がなければ自由時間)
 19:00 就寝
ここはなかなか特殊ですね。ただ、起床・就寝を固定してしまえば規則正しい生活に慣れるとのことで、辛くはないそうです。獲れた魚を農家にあげると、お返しに野菜がもらえたりするので、食費があまりかからないという話も印象的でした。

2) 鋸南町で農家になったヤマダさん(同中央)の場合
元々農業に関心のあったヤマダさん、学校卒業後、農業の研修のために富山、山形、群馬などいくつかの地を転々とし、たどり着いたのがこの千葉県鋸南町でした。周辺では農家の高齢化が進み、自分たちで耕しきれなくなった農地をヤマダさんが借り受け、気づけばその面積は広大なものに。
千葉県の農産物と聞いて「落花生」が思い浮かぶ方も多いと思いますが、ヤマダさんの畑では土が粘土質のため落花生には向かないとのこと。農業はしっかり事前に調べないと、取り返しのつかないことになりますね。
1次産業には、県から補助金が出ることが多いです。しかし、この補助金を生活費に当てていては、補助金が出なくなったときに生活が成り立たなくなります。補助金はできるだけ未来のために投資(機械など)をすることをオススメします、というのがヤマダさんの持論です。

3) 館山市で医療事務に従事するイシイさん(同右)の場合
一家(奥様・お子様2人)で館山市に移住されたイシイさん。病院に勤務し事務の仕事をされています。「移住≠1次産業」という観点でとても貴重なお話を伺えました。特に印象的だったのが、通勤時間が短縮されたことによる子供と触れ合える時間の増加。習い事のお迎え、学校までの送りなど、都心部で仕事をしていたときでは難しかったことができるようになったとのこと。確かに、1日1時間、20営業日として1ヶ月20時間、年間240時間も子供といられる時間が増えるというのは、後からは絶対に取り戻せない、お金にも換算できない【幸福度】を上げることにつながりますね。

ところで、皆さん共通の苦労話としては【住まい探し】をあげていました。人によって条件は違うと思いますが、なかなか思うように見つからなかったようです。そこで力になってくれたのがやはり相談員の方。人と人のコネクションというのは大切で、インターネットで探すだけでは出てこない情報も、相談員の方に尋ねると(もちろん必ずではないですが)人づてに耳にした物件を紹介してくれることがあります。しかもそれが家賃5,000円だったりします。

移住を検討される皆さん、ぜひ早い段階で、気になる地域の相談員の方に直接相談してみてくださいね。

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