地方移住を検討している方へ、田舎の暮らし方ブログ

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移住物語Vol.14 大分県 荒木 智雄さん
大好きな自然の中で、のびのび制作

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Vol.14 大分県 荒木 智雄さん

私は福岡県のマンションで木工制作をおこなっていましたが、電動工具を使うこともあり、広くてよりよい制作環境を探していました。自然の中でのびのびと制作したいと思っていましたが、なかなか条件の合うところが見つからず、二〇一六年四月に友人の紹介で、上津江町に空き家を見に行くことにしました。

紹介していただく中で、なにより山奥の自然豊かな環境が気に入りました。また、小学生の時に初めて家族でキャンプをしたのが上津江フィッシングパークというご縁もあり、すぐに移住を決意しました。空き家の交渉をしつつ、八月に古民家のリフォームワークショップに参加し、築百年以上の古民家で、フローリングの張り替え作業や古いタンスを磨いたりと、楽しく作業をさせてもらいました。そこで市の担当者からお話を伺った地域おこし協力隊に応募し、十月より、地域おこし協力隊としてリフォームを手伝った古民家へと入居しました。

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上津江町は福岡や熊本の水の源流ということもあり、水がとても美味しいです。珈琲が好きなので自家焙煎を始めました。もちろん、水が美味しいと野菜も美味しくなります。食事が美味しいのはとても嬉しいです。

車で福岡や熊本から一時間半の場所。大好きな阿蘇まで三十分、周囲に黒川・杖立など有名な温泉が数多くあり、買い物も隣町のスーパーまで二十分と、暮らしやすい環境も気に入っています。地域の方にもよくしてもらい、チェーンソーや農機具の使い方、椎茸の原木の作り方、野菜の育て方、イノシシのさばき方など、山の暮らし方を教えていただいています。

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また地域おこし協力隊では、住んでいる古民家のリフォームワークショップを開催して、古民家や山暮らしの魅力を知ってもらいつつ、地域の方に空き家の活用方法の一つとして知っていただき、上津江の外と中をつなぐ場所「間」として活用したいと思っています。さらに、地域の農産物のパッケージデザインの仕事なども担当させてもらっています。

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今後、木工では地元の材料を使って木工製品を製作していきたいと考えています。また、木育などの活動を通して、子どもから大人まで木や山と触れ合える機会を増やしたいと思っています。地域には過疎と高齢化という課題がありますので、担い手の少なくなっている野菜や米づくり、山の仕事を覚えたいです。並行して古民家のリフォームをしながら、山の暮らしの情報発信をしつつ、上津江の豊かな自然を知り、体験してもらえるような活動をおこなっていきたいです。

出典元:ジャパトラ(一般社団法人住まい教育推進協会

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荒木 智雄 氏
1980年10月31日福岡県生まれ。大学卒業まで福岡に在住し、関東でサラリーマンとして勤めた後、2014年より、木工制作 giko works開始。2016年10月に大分県日田市上津江町に移住。自身がリフォームに携わった古民家に入居し、木工制作をおこなうとともに、地域おこし協力隊として古民家のリフォームワークショップを開催するなど、古民家や山暮らしの魅力を広める活動に取り組んでいる。写真は、山で保護されていた愛犬のクリ君と一緒に。

ブログ『木工作家とキキとクリの山暮らしの移住ブログ』
https://inaka.arukikata.com/oita/hita/blog/oita_hita_02/

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