地方移住を検討している方へ、田舎の暮らし方ブログ

Powered by 地球の歩き方

【移住=脱・東京】ではなく
【with 東京】という選択

こんにちは。田舎の暮らし方編集部です。

突然ですが、東京での仕事を続けながら、地方から通勤をしようと考えたことはありませんか?

埼玉県、神奈川県だと、JR・私鉄で通えますね。静岡までいくと、東部であれば特急を利用しなくても通えるでしょうか。こういった検討をする際には、「通勤時間」と「交通費(自己負担分)」の両面を考えなければいけませんが、実際にそういった生活を送っている方がそこに行き着くまでの検討の過程を知りたいと思いました。

特に「家を買う」という人生のステージに立ったときに、最初から都内しか考えていないのはとてももったいなくて、地方で家の値段をおさえて交通費の自己負担に回せば、トータルで同じ予算なのに家の面積が3倍なんてことも有り得るのです。これは決して「空き家を100万円で購入して、、、」のような極端なケースの話ではなく、普通の方が普通に住宅を購入することを検討する際にも十分に有り得る話のはずなので、実践している方のお話をぜひ聞いてみたい。

そんなことを考えながら、今回お伺いしたのは「ぐんま暮らしセミナー」。群馬で暮らしながら東京で働いている方の実体験を皆さんにお伝えしたいと思います!

gunma_1.jpg

まず、「ぐんま」と言ったらこれらが有名ですね。
【自然】尾瀬、谷川岳、浅間山、利根川
【観光】草津温泉、伊香保温泉、富岡製糸場
【食】焼きまんじゅう、パスタ、焼きそば
【農業】キャベツ、こんにゃく、やよいひめ(イチゴ)
【産業】自動車製造、食料品製造、伝統工芸

一言で群馬県と言っても南北に広く、北のみなかみ町と南の館林市では平均気温も10度以上違います。夏場は、標高が高く涼しい北部に対して、最高気温がニュースでも話題になるぐらいの南部。冬場は、北部では雪も多く、南部では「からっ風」と呼ばれる強い北風が吹くことで有名です。

移住を検討する際の群馬県の最大のメリットは「東京との距離」、そして「物価の安さ」です。高崎から東京まで新幹線で約50分、自動車で高崎ICから練馬ICまで約60分。これなら東京まで通勤する人が多いというのも納得ですね。また、小売物価統計調査によると、物価水準は日本で一番高い東京に対し、一番低いのが群馬県。この差は例えば、東京で10坪86,310円の家賃に対して、群馬では36,850円。住宅購入価格にしても、約2000万円の差が出るそうです。

その他、医療費は中学卒業まで無料、保育料は第3子以降3歳児未満は無料、ドクターヘリや先進的ながん治療まで備える「暮らしやすさ」もオススメです。

そんな群馬県に暮らしながら、新幹線で東京まで通勤する生活を送っている方のお話をお伺いしました。

~脱・東京ではなく、with TOKYOという考え方~

都内で暮らしているときは、安心して子供を外で遊ばせられない(車などが危ない)環境だったため、家を買うタイミングで地方を検討。上述の「東京と群馬の物価の違い」に目をつけ、独自のシミュレーションにより導き出した答え、それは「新幹線定期券を自腹で負担しても20年で1200万円、東京と群馬の住宅の購入額の差がそれ以上なら精算できるのでは?」というものでした。この選択をして実際に生活をしてみて5年、メリットとデメリットを次のように教えてくれました。

【メリット】
・庭、畑つきの戸建ての家が手に入った
・日当たりがとても良い
・述べ床面積、東京の生活と比べて3倍
・子供との暮らし方が豊かになった

【デメリット】
・通勤・買い物の利便性が失われた
・会社に在社できる時間が短くなった
・飲酒の機会が減った

これを実践するためには「普通定期券は会社で負担してくれること(さすがにそれが出ないと自腹では厳しい)」「フレキシブルな勤務に理解のある会社であること」「新幹線内でPCで仕事ができること」など、いくつかの条件をクリアする必要があるので、全員にオススメできるとは思いません。ただ、得られるメリットを考えると、一度考えてみる価値はあるのではないでしょうか。

かくいう私も、新宿までの通勤時間が1時間20分、35年ローンで購入した住宅が3300万円。上述の発想が3年前にあれば、2000万円程度でもっと広い家を、通勤2時間圏内で探すことに全力を注いでいたと思います。「移住」は「住む場所の選択」。より多くの有益な選択肢を求めるために、こういう話には耳を傾けていきたいですね!

特集