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移住物語Vol.10 北海道 黒田知樹さん
十勝ワインの生産地・池田町のまちなかに賑わいを

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Vol.10 北海道 黒田知樹さん

北海道らしい田園風景が魅力の十勝地方。その東部に位置し十勝ワインの生産地で知られる池田町。

日本の夕陽百選にも選ばれており自然豊かな町ですが、かつて約一万七千人だった人口は現在約七千人。高齢化率は全国平均を遥かに上回る四十パーセント強。

私が地域おこし協力隊として池田町に移住したのは平成二十八年四月。実際に移住してから感じたことは、特産品である十勝ワインが町民の生活に溶け込んでいるということ。

乾杯から終了までワインしか飲まない宴会も珍しくありません。日本人の年間ワイン消費量が二~三リットルに対し池田町民は十リットルを超えており、いかに文化として根付いているかを物語っています。

16681860_1228017553902218_831888416238331044_n.jpg▲池田駅の前にあるワインオープナーのモニュメントをスノーキャンドルでともすイベント

とは言え冒頭で述べた通り、高齢化は深刻な問題です。

驚いたことに池田町では三十~四十代の年齢はまだまだ若手と言われます。私はまちなかの活性化と移住促進を任務として協力隊に着任しましたが、特に力を注ぎたいと思っているのが若者たちの活動を活発化させることです。

これから先、数十年とこの町で暮らしていくであろう若者たちが自分たちの力で楽しめる環境を作っていく。そこに魅力を感じた人が移住者として加わっていく。そんな流れを思い描いています。

そのための活動として商工会や観光協会、そして地元の人たちの力を借りてライブや映画上映会、スノーキャンドルイベントなどの開催に携わってきました。現在は町内の空き店舗を再活用したボルダリング施設製作に取り組んでいます。

ボルダリングDIY.JPG▲空き店舗を活用したボルダリングをDIY

慣れない作業に悪戦苦闘しながらも、少しづつ増えていく賛同者に支えられて順調に進んでいます。

今後は私自身が池田町に定住するための生業として、若者たちが気軽に集えるBAR、旅人と地元の人たちが交流できるようなゲストハウス作りを計画しています。

多くのお金をかけず「今あるもの」を「DIY」で魅力的なものに変えていく。その過程と結果には笑顔や賑わいが生まれ、中心となる地元の人たちがよりこの町を誇りに思えるように活動していきたいと思います。

出典元:ジャパトラ(一般社団法人住まい教育推進協会

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黒田 知樹(くろだ ともき)氏
北海道札幌市出身。高校卒業後はオーストラリアに滞在、帰国後は公務員、会社員を経て約2年間の移住地探しの旅へ。十勝の雄大な風景に心惹かれ平成28年4月に地域おこし協力隊として池田町に移住。まちなかの活性化、移住促進の他、SNSやブログによる情報発信にも積極的に取り組む。

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