地方移住を検討している方へ、田舎の暮らし方ブログ

Powered by 地球の歩き方

Vol.8 東京都 小西 久司さん
村を守り、活性化したい

20170317151050-e13717d6d859ba7b5b882c1afa5fb0bab3758665.jpg

Vol.7 東京都 小西 久司さん

移住のきっかけは、前職で転勤を繰り返す生活と仕事のやりがいに疑問を感じていたことです。

もともと田舎暮らしにも興味があり「地域おこし協力隊」という制度があることを知り、田舎暮らしもでき、前職にはなかった形に残る仕事、人の感謝が直接伝わる仕事ができるのではないかと思いました。山があり趣味のマウンテンバイクですぐ遊べる地域に住んでみたいという気持ちもありました。

檜原村を選んだ理由は、東京都に転勤になった際にマウンテンバイクで山を走るために週末よく通っており、「良い地域だな」と思っていたこと、またその地域の友人が村を盛り上げようと努力しており、一緒に村を盛り上げたいということ、田舎暮らしをするなら中途半端な田舎でなく本格的な田舎が良いと思ったことです。実際、移住するにあたり友人がいることはとても心強かったです。

妻には「あなたの好きなことをやってください」と言われ、収入が減ることに対しても大きな反対はありませんでした。子どもがいれば状況は変わっていたかもしれません。私のわがままを聞き入れてくれた妻には感謝しています。

村を守り、活性化したい

檜原村の魅力と暮らし

村の魅力は何と言っても手付かずの自然だと思います。観光地化もされていないので日本の山村という感じがします。

数年前、大雪が降って村が孤立したことがあったのですが、村では昔から保存食を作ったりする文化があったり、助けあったりすることが当たり前になっており大きな被害はなかったということを村の人に聞き人間のたくましさとやさしさを感じることができました。

移動手段はバスの本数が少ないため基本的には自家用車です。村内で生活に必要なものを揃えるのは困難なため、週に一度は隣のあきる野市のスーパーなどに買い物に出かけます。

以前はコンビニがないと生活できない状態でしたが、コンビニのない村でも十分生活できることがわかりました。いままでどれだけ無駄遣いをしてきたのか? 今までの自分の生活を見直すことができました。

!cid_77F494CB-0DB0-45D5-A76A-9302F8852071.jpgチェーンソーによる伐倒作業の様子。

村の暮らしで困ることは、昔から住んでいる人同士の会話の内容は、理解するのが難しいことです。知っているもの同士では話の内容が簡略化されているのでよそ者はなかなか理解するまで時間がかかります。

私の住んでいる集落は地域活動(お祭りなど)が盛んでよく一緒に活動するのですが、活動後の打ち上げ等で「これからも村に残って欲しい」と言われることが一番嬉しいです。また、玄関先に野菜が置いてあったり、お宅にお邪魔するとお茶をご馳走になれることも嬉しいですが、日常の一部になっています。

また、移住してすぐに地域のお祭りの獅子舞を演じさせていただいたことも貴重な経験で地域に馴染む良いきっかけになりました。

!cid_6C521C23-6DC3-4EF0-9E76-C65966DF51AE.jpg▲ 移住してすぐに地域のお祭りで獅子舞を演じた。左端が小西さん。

MTB2.jpg▲ 趣味のマウンテンバイク

これからしたいこと

どういった形になるかはまだ未定ですが、村を守る(山林、川、畑、空き家など)活動をおこなっていきたいと思っていますし、それが仕事につながればと思っています。特に山林は荒廃していますし、村を守る活動が村の活性化に繋がると思います。

現在の想い

福岡に住んでいた頃は地域の活動にも興味がなく自由に暮らしていました。また両親の大切さもあまり感じませんでした。檜原村に住んで、家族の大切さ、先祖を守ることなどの大切さを実感しています。檜原村に残りたいという気持ちが強いですが、福岡に残している両親も少し気がかりです。

出典元:ジャパトラ(一般社団法人住まい教育推進協会

20170117114138-87097db02dfb61b352752eebc719b389b94c3115.png

!cid_291CACAD-593C-4550-9BF5-CF934F578BB0.jpg小西 久司(こにし ひさし)
出身地は福岡県北九州市。特に不自由なく地元の企業に就職しましたが、とあるきっかけから全国に営業所のあるグループ企業に出向。実績が認められ転籍。転勤を2~3年ペースで繰り返していましたが、田舎暮らしに興味があり、地域おこし協力隊として檜原村に移住しました。
Facebook facebook.com/hinohara.chioko.tokyo

特集