地方移住を検討している方へ、田舎の暮らし方ブログ

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Vol.4 滋賀県 吉田 健太郎さん
町に関わりケースに応じた空き家活用を

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Vol.4 滋賀県 吉田 健太郎さん

生まれも育ちも大阪。ひょんなことから湖南市に移住することになったのですが、正直移住に対して大きな決断をしたという感覚はありませんでした。

私は滋賀にやって来る半年前に前職の不動産業を辞め、元来都会が好きではなかったので、ちょっと都会から離れたところで職を探してみようと考えていたところに「地域おこし協力隊」のことを知りました。

地域おこし協力隊は起業に繋がる田舎暮らしで、期限も三年と切られているので、「チャレンジするにはちょうど良いかもしれない」と考え応募しました。

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町に関わりケースに応じた空き家活用を

スキルを活かして

私は「地域おこし協力隊」という名称が与えるイメージから、地域おこしになりながらも起業に繋がる任務を用意され「地域おこし協力隊」という名の下で起業を目指していけるものと思っていました。

しかし実際は、支援団体から求められたのは三年後に食べていけるようにすることだけ。

入隊当初はそれまでに関わられていた前任の方たちの流れから、イベント参加や街探索、湖南市の歴史研究、先輩隊員が作成していた地域フリーペーパー製作協力など、地域おこしに繋がることを中心に行っていましたが、二ヶ月ほど経った頃、支援団体の事務局長と話し、前職のスキルを活かして空き家管理からの不動産業を行っていこうという話になりました。

IMG_3009.jpg▲ 空き家活用の打ち合わせ中。

こあき屋の誕生

湖南市には空き家バンクが立ち上がっていなかったこともあり、私がやろうとする空き家対策に向けて、市役所の方を初めとして自治体や各種団体の方達と意見交換をさせていただきながら情報収集をおこない、少しずつ自分に合った空き家起業の構想が形作られて行き、今年の五月、「こあき屋」という空き家ビジネスをスタートさせました。

空き家対策の問題点として、「空き家になっているのにそのままにされている所有者の方も多く情報が出回らない」「行政は契約ごとが出来ない為、空き家バンクで見つけて契約したあと、トラブルになることがある」「行政では居住者に対して細部までのケアが出来ない」などが挙げられますが、地域おこし協力隊として町に密接に関わりながら不動産業の経験を活かせば問題解決の糸口を掴めるんじゃないかと思い、立ち上げたのが「こあき屋」です。

DSC07779.jpg▲こあき屋のWEBサイト作成を担当した中野さん(写真左)と。

これからのこと

まずは空き家管理から始め、家主さんと接触する中で、ケースに応じた空き家のさまざまな活用法を考えて有効活用出来る方法を提案していきたいと考えています。時間はかかるかと思いますが、現在、協力したいと言ってくださる企業や個人の方が増えてきています。

私がこの事業を出来るのも、区長さんやまちづくり協議会、市役所、町の皆さんの協力があってこそです。縁あって出会えた地域の皆さんに、一日も早く地域に活動を通じてご恩返しができればと思っています。

出典元:ジャパトラ(一般社団法人住まい教育推進協会

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吉田 健太郎(よしだ けんたろう)
1976年1月3日大阪生まれ。湖南市地域おこし協力隊の一員です。歴史・自然の観点から湖南市の良いところをザクザク発掘中!
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●こあき屋HP http://coakiya.com

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