地方移住を検討している方へ、田舎の暮らし方ブログ

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セミナー探訪56 秋田県鹿角市 Go Wild × Go KAZUNO(移住フェア)

2017年2月11日(土)秋田県鹿角市 Go Wild × Go KAZUNO(移住フェア)に参加してきました。会場は、移住・交流情報ガーデンです。

"地方移住×起業"がテーマです。
司会の鹿角市移住コンシェルジュ木村さんのゲスト紹介からスタートです。
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ゲストはドチャベン・アクセラレーター[田舎発、事業創出プログラム](以下、「ドチャベン」)の2016年ドチャベン金賞受賞者の蔵屋さん(鹿角市出身)、菅原さん(横手市出身)です。※ドチャベン;土着ベンチャー。地域に根ざしたベンチャー・起業家

ドチャベンは、日本で最も少子高齢化が進む秋田県(鹿角市・湯沢市)で起業に挑戦する人を応援する、2015年にスタートしたプログラムです。

■Let's talk about Business Plan(Local venture)
蔵屋さん、菅原さんからそれぞれの応募した受賞したビジネスプランの考えと内容を説明していただきました。
(左から蔵屋さん 菅原さん)
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蔵屋さんは、関西の大学卒業後、IT企業(東京)でシステムエンジニアとして勤務していましたが、いずれ起業したいと考えていたことと、秋田で人とモノの元気が少なくなっているところと増えているところの二極化が進んでいるということを東京に住んでいて強く感じたことがきっかけだそうです。

地方のコミュニティ機能の低下(空き家増加、商店の閉鎖、公共交通機関の利便性低下等)といったことをなくすために人とモノの流れ、物流を増やすことが必要ではないかと考えました。
搬送トラックや出荷物の情報を集約したシェアリング型物流サービスプラットフォーム「MOVER(ムーバー)」を構築し、物流リソースの効率化と最大化を目指すプランです。
10日前に(株)MOVERを設立したそうです。

菅原さんは、東京の短大卒業後、システムエンジニア・WEB→ビデオカメラマン、OLと様々な職業を経験されています。また、パン・発酵食品の教室を開催するなど季節の食の活動をしています。

応募のきっかけは、ドチャベンの現地プログラム(2泊3日)に参加し、湯沢市を訪れたことだそうです。
それまで秋田県出身でありながら湯沢市は初めてでしたが、農業・畜産など自然資源が豊富であること、地熱利用に積極的なことがわかり自分の発酵食品知識で新たな開発商品としてドライフルーツをつくり、地域の共存が可能ではないかと考えたそうです。

湯沢市の資源(農産物)×地熱⇒ドライフルーツで首都圏の健康に関心のある20代~30代の働く女性を中心に販売していくプランです。

4月には現地に居を構え、準備に入るそうです。
現在、商品開発に必要な衛生管理面や設備費用の課題解決に取り組んでいます。

■Talk Session(Live & Life)
先輩移住者で移住コンシェルジュの松村さん(大阪府藤井寺市出身)にも入っていただき、蔵屋さん、菅原さんから実施の移住体験、移住して起業することへの決意や不安などを聞かせていただきました。(以下、抜粋。敬称略)

Q)移住するって大変じゃないですか?

松村;移住することより定住することのほうが難しいと思います。
   今は、隣近所の方が良くしてくれて、良い関係ができています。
司会者からもう一人の移住コンシェルジュの早川さん(宮城県仙台市出身)にふりました。
早川;気持ち次第です。それよりも受けいれる方のほうが気を使っているのではないかと
   感じます。実際、近所の人に助けてもらうことが多いです。
蔵屋;事業プランを考える時に鹿角市で事業している社長と縁ができたこと、自治体の
   支援が受けられることも良いかなと考えました。
菅原;友人から「秋田にいた時間より東京で過ごす時間が長くなるんだ」と
   言われたことがすごく自分の心に残り、戻る決心はついています。

Q)移住先に求めていることは?

菅原;(湯沢市)家探しに苦労しています。田舎に戻ってくる人にやしさがほしい。
松村;鹿角市では空き家バンクが活用できますのでいくらでも探します。
   鹿角市でいかがですか(笑い)
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Q)移住先に期待していることは?

蔵屋;鹿角市の企業と一緒に仕事がしたい、人の拡がりを期待しています!
菅原;地域の人に巻き込まれたい(巻き込みたい)です。東京は人の関係が希薄なので。
   ただ、奉仕活動にならないよう最初に関係性をはっきりさせていきます。
松村;おもしろい人が大勢いることです。今も近所の人と野菜をもらったり、
   飲みに行ったりとディープな付き合いで、居心地がいいです。

Q)不安な点は?

菅原;雪道の運転です!昨年、免許を取りました。
松村;慣れますよ。高校生は自転車乗っています。
蔵屋;事業の不安ですね。
Q)お二人にリアルな質問;本当に稼げますか?
蔵屋;稼げるようになりたいです。
菅原;赤字にならない程度になればいいです。
   いずれ秋田に帰りたいと思っていましたが、給与は安い、選択肢が少ないと
   考えていました。でも、兼業農家が多かった時もあり、それはパラレルワークの文化
   があった証。自分が食べられる分、働ければいいと考えています。

司会者より参加者で鹿角市事務所をもっている藤田さん((株)シーティーイー代表/東京)に「東京以外で事業所を開設して良かった点」について質問がありました。
藤田;東京でやるよりも"人"が喜んでくれている、地元が大切にしてくれています。
   文化の違いで困ったこともなく、逆に地元の文化が好きになりました。

Q)10年後はどうなっていますか?
菅原;県外の人が会いに来てくれるようになっていたい。(地元で成功していること)
蔵屋;鹿角市がおもしろいこと(企業が集積)が増えている、その一員なれたらよい。
Q)参加者にアドバイスをお願いします
松村;私は、やらない後悔はしたくない。考えるくらいなら実行したほうが良いです。
蔵屋;心配せず、飛び込んでみたらいかがでしょうか。
菅原;ここ数年悩んでいました。不安ありましたが秋田の人とやっていく決心をしました。
   行かないとわからないことが多いです。

Q)100年後あなたの地域がどうなっていると思いますか?

菅原;その地域の子供が外へでても戻ってくることが当たり前のようになれば良いと
   思います。
蔵前;繫栄しています。直感的ですが、いろいろな可能性があると思います。
   お試しツアーに参加すると鹿角市の人たちが何となく豊かに見えてきます!
松村;地方で起業することがカッコイイとなるようなればいいと思います。地方はいいぞ、
   先駆者として子供たちに勇気を持ってもらいたいです。

■交流タイム
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地元特産品のいぶりがっこ八幡平ポークの燻製、鹿角市の地酒(千歳盛)を食しながらの交流会でした。
参加者の中に「秋田女子ぃーず」の方もいて、参加者とゲストのお二人、スタッフ皆さんで話が弾んでいました。

【鹿角市】

秋田県最北東部で青森県と岩手県の県境に位置しています。盛岡市、青森市、八戸市などの主要都市に車で約1時間程度の利便性があります。最寄りの空港は、大館能代空港(あきた北空港)が便利です。
大自然が味わえる国立公園の十和田八幡平を有し、稲作や鹿角りんご、北限の桃等の農業が盛んで、かづの牛や八幡平ポークなどの畜産も行われています。きりたんぽ発祥の地です。
「笑顔がつながり活力を生むまち・鹿角」を将来像として、子供から老人まで健康で笑顔きらめく元気なまちづくりを目指しています。
<移住コンシェルジュ>左から早川さん、松村さんご夫妻、木村さん
鹿角市いつでもお試し移住ツアーをご案内します。
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★参考
鹿角に移り住む」「さあ、笑顔あふれる町へ。」(鹿角市移住定住PR動画)
お試し住宅」「鹿角いいね!」「かづのclassy ~クラッシィ~

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