地方移住を検討している方へ、田舎の暮らし方ブログ

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セミナー探訪55 長野県伊那市~親子で育つ、田舎暮らし~はじめての家さがしセミナー

2017年2月10日(金)長野県伊那市「はじめての家さがしセミナー~親子で育つ、田舎暮らし~」(ふるさと回帰支援センター)に参加しました。
テーマは、家族で住む田舎での家探しと子育てです。地元の方と先輩移住者に、まちの紹介と家探しのコツ、子育ての楽しさと苦労などについて実際の話をお聞きしました。

会場には伊那市の子育て支援の一つ、ウッドスタート・ブックスタートの木のおもちゃと「がるがるっ子」(保育園)と小中学校での食育の実践教育を紹介する資料が展示されています。
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※がるがるっ子;おもしろがる、不思議がる、見つけたがる、試してみたくなるなど意欲をもって行動できる子どものこと

伊那市集落支援者の二瓶さん(伊那市出身;空き家アクティベータ)からスタッフ紹介と伊那市の紹介でスタート。
伊那市では子育て支援など移住・定住に関して充実した制度や「田舎暮らしモデルハウス」がありますと、詳しくは配布資料の「なつかしい未来 移住・定住ガイドブック」を後ほどゆっくり読んでくださいとのこと。
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今日は、私の独断で伊那市の素晴らしいところを自宅から見える朝と夕暮れ、季節毎の写真で紹介します。
1、景色が素晴らしい 山を見ることが好きな人には最高です!
2、水がおいしい 市販されている水と同じ水が普通に飲めます!
  (成分調査したところ同等の結果だったそうです)
3、おいしい水でできるお米がおいしい
4、酒蔵が4つあります。おいしいお米でつられるお酒がおいしい!

伊那市は、信州そばの発祥の地です。そば名人が多く、自宅でそばを打つ人が多いそうです。
ご当地グルメ「ローメン」も自分で作ります!
毎日、素晴らしい景色とおいしい水、お米、空気がある住むところが伊那市です!

また、18日(土)には空き家物件案内DAYも予定されています。

自宅から撮影された写真は、どれもが本当にきれいでした!(編集部)

■田舎で家を探す7つのポイント
地元不動産組合の鈴木さん(愛知県出身;中央不動産/代表)です。
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実際に移住された登山が好きな60代と震災を機に農地に隣接するところで過ごしたいという30代のご夫婦二組の例を挙げてポイントを話していただきました。

P-1どこで探すか
 ⇒行政・ネット・知り合い/つて・不動産会社の全てを活用する。
P-2ぶつかる壁 
 ⇒ネット情報と実際に見るギャップ、理想の生活イメージと現実の環境とのギャップ、
  条件に合う物件の少なさに直面します。思い描く物件や住環境と現実にギャップがある。
P-3どんなロケーションを選ぶか?
 ⇒我慢できるところかどうか、目的が達成可能かどうかを考えること。
P-4賃貸か売買物件か? 
 ⇒賃貸には、住環境に馴染めなければすぐに出ていけるメリットがあります。
  3年ぐらい賃貸で住み、その後、周辺で購入するという考え方もあり。
P-5その家は住める状態なのか? 
 ⇒住める状態にするには、大小ありますがリフォームが必要である。
P-6補助金を活用できるか? 
 ⇒各自治体で様々な制度があります。一元的に補助金制度を把握している機関、会社は
  ありません。自分自身で調べることが大事。
P-7結局は縁、運、タイミング? 
 ⇒これまでのステップ(P-1~6)を調べていく中で"人との出会いを大切にする"こと。
  地元の人の縁で情報が入ってきます。

■田舎での子育てホントのところ
6年前に奥高遠に移住された林さん(兵庫県神戸市出身)。
3人の子育てをしながら農園「オーガニックファーム88」をご主人と一緒に営んでいます。
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移住のきっかけは、シンプルな暮らしと里山で子育てがしたいという想いを持っていたこと。
この地を選んだのは、とにかく涼しいこと(ご主人の希望)。

そして、林さん自身「ふるさとらしい故郷」「こどもらしい子供時代」を子どもたちにプレゼントしたかった、それが高遠第2・第3保育園という素晴らしい保育園があったことが決め手だったそうです。
当保育園は、長野県が2015年にスタートさせた多様な自然と地域の環境を活かした活動を通して子供を育成する「信州型自然保育認定制度」、第1号認定園です。
林さん曰く、子どもには7歳まで野山を走り、手先を使うことが発達に良い、里山は最高の環境です。

ここでは不審者に気をつけてではなく、サルに気をつけてです。狩猟の免許(罠仕掛け)を取って、獣害駆除をしています。(笑い)
そのぐらいに山里で、病院も遠い(車で30分ぐらい)ので食事や生活習慣で予防に徹しているとのこと。

無理せず気張らず皆で手伝うという集落。保育園では、保護者が得意とすることを子どもに教えています。自分はシュタイナー教育の講師をしています。

林さんは、時々、伊那市内のお洒落な場所やカフェに、時には伊那から東京は近いので東京に出て充電しているそうです。

自然は暮らしの一部で子どもにとって幸せな場所、奥高遠で互いに助け合いながらそれぞれのライフスタイルを実現させている林さんの子育ての様子がうかがえました。
特に"不便さから知恵が生まれる楽しさ"という言葉は、新鮮でした!

個別相談は、スタッフの皆さんと参加者が輪になって質疑応答形式と個別相談コーナーを設けて、和やかな雰囲気でした。
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【伊那市】
長野県の南部に位置し、東京、名古屋から高速バスで約3時間~3時間半のアクセスです。2つのアルプスに囲まれ、豊かな自然に恵まれています。肥沃な土地、良質な水資源で電気、精密機器、食品等のモノづくりの産業が発展しているまちです。
田舎暮らしの本 2月号」(宝島社)『第5回 日本「住みたい田舎」ベストランキング!』の総合ランキングでは、長野県内で3年連続第1位に選ばれています。
★参考
・移住応援サイト 「いい川、いい山、いい街あります!伊那に住む
伊那市で子育て―キッズ・プラスワン―
・子育て応援マガジン「キッズ☆コマチ
空き家バンクやっています!大自然の中で暮らしませんか
・お試し暮らし体験施設「田舎暮らしモデルハウス
・伊那市移住・回帰映像「イーナ・ムービーズ-なつかしい未来-

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