鋸南町の秘境!? 「をくずれ」の映像作家にインタビューしました

千葉県鋸南町には「大崩(通称、をくずれ)」という集落があります。山間に里山があり、水仙が美しいエリアです。ここに、昨年12月から映像作家のあい信太さんと石井ひろこさんがお住まいです。「大崩の風景が好きで、将来はここにオープンスタジオを作りたい」というお二人に話をうかがいました。

パソコンがあれば、どこでも仕事ができる

ーー鋸南町に住むことになったきっかけを教えてください。

石井さん それまでは、栃木県のとある町で映像制作の仕事があり、東京から度々通っていました。豊かな自然や里山、豊富な農作物を見て、二拠点生活をしたいと思うようになりました。私の出身が千葉で両親もいることから、千葉に住もうかという話になり、海の近くで物件をネットで探していたら、タイミング良くこの物件にご縁がありました。海が近く里山の風景もあり、庭にはキウイフルーツをはじめ梅や桜などがある家で、家もすぐに住める状態でしたので、気に入って即決しました。

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ーー鋸南町のどんなところが住みやすいですか?

あいさん 町がコンパクトで、施設が町の中にそろっているのがいいですね。

石井さん 海も山も好きなアウトドア派なため、両方楽しめる暮らしが魅力だと思っています。冬には里山に水仙が一面に咲き乱れる風景もステキですね。

ーー今、東京と鋸南町で二拠点生活をされていますね。

あいさん はい。今、東京でも仕事をしているので、打ち合わせなどで東京に行くことがあります。その際、東京湾アクアライン経由で都心から70分と、東京から近いというのは魅力ですね。映像制作をするのに何の不便もありません。パソコンがあれば、映像の編集もできるし、今や試写、納品までネットでできます。東京に住んで、事務所の高い家賃を払う必要はないし、必要な物はネットで注文すれば翌日に配達されてきます。なにより生活が楽しいのが魅力です。

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草木染めなど趣味も充実

ーー生活はどのように変わりましたか?

あいさん 釣りをしたり、庭の手入れをしたり、映像制作をしたり。仕事もできて、趣味も充実している。大崩の地元の方々に、いろいろ教えていただくこともあります。また、ご近所は移住者が多いので交流もあり、居心地がいいですね。

石井さん 私は、最近、草木染めに興味を持ちました。この町には頼朝桜が沢山植えられていて、この家にも2本あります。この地域資源を活用した「草木染の会」が町にあるので、先日、作品づくりを習いました。今、その会を広げるお手伝いをしたいと思っています。また、家の周りには外灯がないので、夜は満天の星空が素晴らしい。私たちは鋸南町の「秘境」と呼んでいます。周囲を気にせずクリエーターが創作活動するにはもってこいの場所だと思います。空き家もあるので活用すれば、クリエーターの移住者が集まるエリアにもなるのでは。東京のお友達にもSNSを通じて声をかけています。

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ーーこれから、やっていきたいことを教えてください。

あいさん 将来は、オープンスタジオを作りたいと思っています。あと、地域の魅力を映像にして、YouTubeで「鋸南体験」というシリーズで公開しています。9月には毎年、大崩の「天形星八雲神社祭礼」という祭りがあるのですが、高齢化のために担ぎ手が少なくなっていると聞きました。そこで動画で情報発信したいと思い、今年、制作しました。夜、暗闇の中で担ぎ屋台を運び、最後は神社の狭い階段を昇るすごい祭りだなと感動しました。大崩や南房総には魅力的なものがたくさんあるので、これからも撮影していきたいですね。

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まとめ

鋸南町にある「大崩」というエリア、今回のインタビューで初めて訪れました。途中、一方通行かと思う程の細い道があり、車で行くにも少々不便なところではありますが、不便さも同時に楽しめるのが田舎暮らしの面白さでもあります。インタビューの途中、石井さんが、庭で採れたキウイを使ったヨーグルトをふるまってくださいました。国産のキウイを食べたのは初めてでした。好きな音楽を聞きながら、仕事をして、キッチンガーデンもできる生活。これ、もしかすると、理想かもしれません。

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きょなん町地域おこし協力隊シミズ

きょなん町地域おこし協力隊シミズ

千葉県南房総地域

東京生まれ、東京育ち。気候のよい地方の生活にあこがれ、2018年9月から、千葉県の鋸南町(きょなんまち)に移住。東京・目白にある女子大を卒業後、「たくさんの人と出会いたい!」という好奇心から、10年間、新聞社、雑誌社で記者の仕事を経験。忙しすぎる生活に疑問を感じ、一般社団法人に転職するも、2016年、経営難のため退職。「人生何があるか分からない」ことを思い知り、大学の短期カリキュラムに入学。生き方を模索する。ローカルライフに興味を持つ中で、地域おこし協力隊という制度があることを知り、鋸南町に応募、思わず採用される。アラフォー過ぎ。なぜか独身。さびしいはずもなく、人生を謳歌中♪ 都会の女性が単身で地方に移住し、体験したこと、日々考えることをつづっていきます。

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