田舎で就職できるのか?鋸南町の仕事事情について探ってみる

こんにちはーハナザワでーす。

移住を考え始めたら、まず気になるのは職!(他にもありますが。)
鋸南町の高齢化率は40パーセントを超えています。
ザックリいうと住民2人に1人は高齢者。
じゃあ就職率とかこれもザックリ考えたら60歳定年として、2人に1人高齢者だとしたら、えーっとえーっと、50パーセントってこと!?
実際には農家の方が多いので60歳超えて働いてる人も多くいますが、まーそもそもこの町に仕事はあるの?って話。

今日は今まであまり触れることの無かった"職"について、この町の"仕事事情"をお話してみようと思います。

田舎に仕事はあるのか?

ここ、鋸南町。
仕事はあるといえばあるし、ないといえばない。

つまり職種・条件を選ばなければいくらでもあるし、逆に条件(給料や正社員とか残業有り無しとかボーナスや待遇等...)をあげればあげるほど、マッチする仕事はなくなってきます。

私も旦那の職探しに苦戦してましたが、気づいたことは

ここは東京ではないんだ...

ということ。あたりまえだけど。

ふるいにかけるほどそもそも仕事がないんだ...。

スーパーのバイトや、飲食店、クリーニング工場等、張り紙は町内でもちょくちょく見かけますよ。

ちなみに千葉県の最低賃金は時間額 868 円。
東京都の場合は時間額958円なので、そこまで悪くないんじゃないかと思います。



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ハローワークが見当たらない...

職探しといえばまず思いつくのは"ハローワーク"でしょう。
ではどこにあるのか?

この町にハローワークはありません。


えーーーー!!それじゃあ仕事探し出来ないじゃないか!!

ご安心を。

ハローワークは隣の隣町、館山にございます。

JR館山駅からの行き方は以下の通り。

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更にそこまで行くのは面倒臭いというかたに朗報。
鋸南町役場1階のチラシラックには求人一覧表(フルタイム・パートタイム)が置いてあります。
誰がいつ交換してるのはわかりませんが、常に最新版が置かれてるようです。

そして便利な時代さすが21世紀。
なんと求人はネットでも見ることができます。
すーばーらーしき~この時代~♪


それでは現在出てる求人をどんなものが出てるのか、ちょこっとのぞいてみましょう。

【フルタイム編】

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ざっくり一覧を見てみましたが、訪問介護や看護系、キッチン・ホールスタッフ、営業等、あまり偏りなく様々な仕事がありました。
田舎独特!って思ったのは強いて言うなら造園業くらいでしょうか?
お給料は手取り10万円台が多いようです。初任給でしょうか?

【パートタイム編】

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介護、事務、スーパーの品出し等...時給は800円台から高いもので1000円。東京に比べると若干時給が安いようにも感じますが、田舎ならやっていける金額ではないでしょうか。

求人数は東京に比べたら比にならないほど少ないですがそれでも"選ぶことのできる量と種類"がフルタイム・パートタイム共にありました。求人はこまめに変わるので、こまめにチェックしてみることも大切だと思います。

館山ハローワーク詳細
http://www.city.tateyama.chiba.jp/shoukan/page100135.html

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地域おこし協力隊という働き方の提案

鋸南町でも昨年より地域おこし協力隊の採用が始まりました。

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ちなみにハナザワは協力隊員001番!
2018年7月現在、鋸南町の協力隊は私を含め三人。秋頃にもう一名増える予定なので4人になります。

今年も募集がありましたし、今後も毎年定期的に採用してくのではないかと。あくまで私の推測ですが。
ちなみに2018年バージョンの募集要項はこちら


地域おこし協力隊の任期は最大で3年。
その後は独立起業するなり就職するなり、ご自身で食い扶持を探さなければなりませんが、
地域に溶け込む最初のステップアップとしては非常にいい制度だなあと思います。

誰もが、応募=採用というわけにはいきませんが、もしも運よく採用された際にはこの制度を上手く使うと地域に溶け込みやすいと思います。実にありがたい制度です。この先もずっと続いてくれるといいのですが。

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農業という働き方

鋸南町に限らずだと思うけど、田舎に移住してくる人がやりたいことの上位にあがるのが"農業"って話はこのブログのどこかでも話したことがある気がします。
鋸南町の場合、他の町と違ってすごいのは道の駅でトマト一個から売り出せるという事。


↓道の駅保田小 直売所の様子

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登録費5000円(2018年現在)を道の駅にお支払いしましたら手続き完了。
自分の好きなペースで直売所に卸せます。
販売手数料は18パーセント。

農協と契約を結ぶには定期的に大きな量を納品する必要がありますが、保田小は一点から出品可能なのでハードルが低いです。
そのため、定年後趣味で始めた家庭菜園が今ではその収入で生計を立ててるなんて人もいるようです。

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農家さんが売りに出してるものはトマトやキュウリ、ナスなど季節の野菜からお米、果物、お花や苗、
それから農家の方以外でも、手作りのパンや焼き菓子、お弁当、ハンドメイド作品など出品してる方もいて本当に幅広い。

出品条件はただ一つ。

鋸南町民であること。

素晴らしすぎる。

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漁業はリスクも伴うが稼げる仕事

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農業や他の仕事に比べると閉ざされた世界なのが漁業。
なんで閉ざされてるかっていうと、当然海の上のお仕事だから、農業のようにふらっと町民が傍を通りかかるとかそういうことがないんですね。

そしてほぼ完全男社会。

(事務には女性もいるようですが私もこの辺りはよくわかりません。)
まあ私も漁業の事、正直よくわかんないのですが、

  • 朝はとっても早いが昼頃には仕事が終わる。
  • 自然相手なので危険も伴うがお給料は充分に家族を養っていけるほどもらえる。


というところまでが私の知ってる情報。
うーん、情報すくな!

あとは知合いの漁港関係の方のお話によると、年間通して繁忙期と閉鎖期のアップダウンがすんごくあるようです。
忙しい時は忙しく暇なときは暇。
メリハリのある仕事ですね!



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視野を広げて町外で働くという選択

車さえあれば、町外どころか東京でも働くことが可能です。

近隣地域から説明しますと、

  • 館山まで一般道で約25分
  • 鴨川まで一般道で約40分
  • 木更津まで一般道で約60分
  • 東京でしたらアクアラインを使っておよそ90分


隣町にあるふらり道の駅は鋸南から車で10分程度ですが、そこからは高速バスが出ておりますので
東京・横浜・千葉・羽田空港等へのアクセスも楽々。
料金は東京駅で片道2000円くらいだったと思います。


館山や木更津は通勤圏内な上、求人率もぐっと広がります。実際に鋸南から東京に出勤してる方もいらっしゃいます。

鋸南町だけで仕事も生活も全て完結しようって考えるとちょっと息苦しくなってしまうかもしれません。
私は今は地域おこし協力隊なので生活も仕事もこの町で完結してますが、3年後独立するときにはやはりこの町だけでなく
この安房地域全体を包括するような仕事の仕方をしないと食っていけないと思ってます。

なんせ人口8000人いませんからね。

仕事は町外、でも生活は鋸南。そのくらいゆるく考えた方が上手く物事も進みそうです。
というわけで田舎では車が必須です。


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まとめ

いかがでしたか、鋸南町の就職事情。
その町の仕事事情って、人間関係と同じく郷に入ってみないとわからないところってありますよね。
鋸南町のような小さな町の場合、求人広告ではなく人づてで仕事が見つかることも多くあるようです。
例えば、農家さんの収穫時期の繁忙期のアルバイトや一日だけ手伝って!みたいなものまで。

仕事を見つけるためにはまず「私、仕事探してます!」ってことを声を大にしていってみることが重要かと思います。

そして仕事が見つからなくてもあきらめない、妥協しない。


これは私と旦那が8か月間、この町で旦那の仕事を探しつづけて見えてきた共通の認識。

妥協しない、これを突きつけめていくと「じゃあ自分でやってみるか」ってことで起業してる方も多いです。
それもありだと思います。

そして田舎にきて都会との働き方で1つ、大きな違いを見つけました。
それは自分が働くことによってこの町のためになっていることが肌感覚で分かる、ということ。

そんなこというと、うぬぼれてんじゃねえ!とか突っ込まれそうですが、ガスはガス屋さんが毎月点検してくれてるから安心して使えるし、水道は役場のあの人が担当してるんだな、とか、スーパーのレジの人、いつも声かけてくれて優しいなあとか、仕事の先の相手の顔が見えるっていいですね。これは大発見。

田舎で働くという事。
都会に比べて求人は驚くほど少なく、手取りも若干寂しいところ。
でも人とのつながりは深まる気がする。

そもそも都会と比べるところからして間違ってるのかもしれない。

仕事、何とかなるもんですよ。

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きょなん町地域おこし協力隊ハナザワ

きょなん町地域おこし協力隊ハナザワ

千葉県南房総地域

2017年10月、東京都より家族3人(夫、私、息子2才)で鋸南町に移住。 旦那はカナダ人の国際結婚。 職業はヨガインストラクター。 カレーが大好き過ぎて「地球の歩き方」片手にインドへ。そのままの流れで現地の旅行代理店に就職。20代の半ば4年間をインドで過ごす。 帰国後、日本で今の旦那と出会いカナダへ移住。寒くて1年でギブアップ。6㎏の脂肪を蓄え帰国。 帰国後は東京に4年、出産を機に忙しすぎる生活に疑問を感じ、移住を決意。 鋸南町の地域おこし協力隊の募集を見つけ応募したところ見事当選。現在に至る。 家族の会話は日本語と英語によるまぜこぜコミュニケーション。 いなか暮らし経験ゼロ、日本語喋れない主人とイヤイヤ期真っ只中の息子と鋸南町で過ごす日常を紹介していきます。

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千葉県南房総地域(館山市、鴨川市、南房総市、鋸南町)の移住ブログ