高尾田地区祭典 ~鹿島流し~

先日、羽後町新成地区にある高尾田鹿島神社の祭典、「鹿島流し」が行われました。

このお祭りは特徴のあるお祭りで、竜神をかたどった「鹿島様」を祀った山車が高尾田地区中を練り歩きます。
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背中に灯された蝋燭が幻想的な雰囲気を醸し出しています。20170913094006-93ac35003dfd961aa62d0cf5f791901c98fea427.jpg

「鹿島様」は、秋田県に残る民俗信仰のひとつ、「人形道祖神」の中でも最も有名で全身藁で作られており、何より巨大であるということが特徴的です。

秋田県では中央・南部山間地域で鹿島様を祀ったお祭りが多くみられるようですが、一般的には人形をかたどったものが多く、竜をかたどったものは珍しいようです。
鹿島祭りは地域によって「鹿島流し」や「鹿島送り」と呼び方は変わりますが、疫病や災いを追い出すといった意味合いがあり、藁でできた「鹿島様」を鹿島舟(山車)に乗せ町中を引き回し、お祓いをして川に流す(地域によっては海に流したり燃やす場合も)というのが一般的とのこと。

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高尾田地区でも最初は山車を引く人数も数名でしたが、各家々をお祓いをしながら回り、祭りが終わる頃には多くの人たちが鹿島様を囲んでいました。20170913103017-c91bd92a6795376f5661cbe5d42739d5886dcde3.jpg

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多くに人に囲まれながら地区内を回り終えた鹿島様は、笛や太鼓のお囃子に包まれ、各家々の災厄とともに川に流されて行きました...

昔から高尾田地区に伝わる伝統的なお祭りですが、以前はもっと活気があり参加者も多かったとのこと。
担い手不足等の課題はありますが、今後も継承していき、以前のような活気を取り戻したい地域の方も仰っていました。

特徴的で他に類を見ないお祭りだと思いますので、これからも親から子、子から孫へ引き継いで行って欲しいと思います。

羽後町地域おこし協力隊

羽後町地域おこし協力隊

秋田県羽後町

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