気軽に持てるガラス細工
夏の暑さがだんだんと和らぎ、過ごしやすい季節になってまいりました。
景色も少し違って見えるような気がしています。
季節は、秋ですね
アキアカネが田んぼの上を飛び回っているのでしょうか、アキアカネは俗に言う赤とんぼのことです!
とんぼといえば、あの素敵なガラス細工ですよね。
8月の中旬に、自分は大仙市西仙北地域にある
「がらす・とんぼ玉工房 つきのき」にとんぼ玉作りを体験しに行ってました!
13号線から252号線をまっすぐ行った所にあります。 アバウトですが
自分はトンボ玉が子供の頃から好きで、自分で作ってみたいなぁという思いがあり、
この度、「つきのき」さんに取材と体験をさせていただきました。
そもそもトンボ玉とはなんなのか?
「とんぼ玉(とんぼだま、蜻蛉玉)は、穴の開いたガラス玉(ビーズ)のこと。模様のついたガラス玉
をトンボの複眼に見立てて、「とんぼ玉」と呼ばれたといわれている。江戸時代には青地に白の花
模様のガラス玉を「蜻蛉玉」と呼び、それ以外のものは模様に応じて「スジ玉」「雁木玉」などと呼
び分けていたが、現在では模様に関係なく「とんぼ玉」と呼ばれている。 (*wikipedia) 」
ということです。
自分も初めて知りました。
この記事を読んで、トンボ玉に少しでも興味を持っていただければバンザイです。
みんなで一緒にトンボ玉を身につけてみませんか。
というわけで!
工房でトンボ玉を製作している小松さんです!
10年程前に北海道函館で初めてトンボ玉を作り、そこからハマってずっと作り続けているそうで、
3年前から「がらす・とんぼ玉工房 つきのき」として製作しているそうです。
工房の中は小松さんが作った作品がたくさんありました。
自分がいままで見てきたトンボ玉とえらい違いを感じました。
奥行きのある花や花火の模様に、金魚が泳いでいたり、泡が施されたりと、
どれも芸術作品でした。
花や金魚は最初に作り、トンボ玉に施す際に張り付けていくそです。
作品箱の中にもこれまで作ってきた作品がたくさん入っており、
宝石箱のようになっていました。
ユニークなトンボ玉!
こういった生き物を模したり、玉の中に花火や金魚なんかを綺麗に模していると、
まだまだ他にもいろんな人がそれぞれのやり方ですごいトンボ玉を作っているんだろうと思います。
ハロウィンの時期に作った作品だそうです。 かわいい。
アクセサリーやかんざし、指輪など他にもさまざまな作品もありました。
上の写真のハロウィンのもそうなんですが、トンボ玉のお守りそか見たことのなかった自分は感動でした。
かんざしを見ると、トンボ玉が活きているなと感じます!
自分もこのくらい綺麗なトンボ玉を作れるようになりたい!!
ということで、トンボ玉作りを体験させていただきました!
こちらが作業台になります。
この作業場の下にもたくさんの道具や材料が置かれており、「工房!」って感じがしました。ガスバーナーの購入が一番高いらしいです。
そして、こちらがガラスになります! 棒状です!
色様々で、このままでもインテリアとして飾れそうです。
このガラスも物によって全然違うらしく、溶けやすかったり、割れにくかったり
中には、色に変化を与えるガラスもあるそうです。
それでは工程です。
ガラス棒をバーナーで溶かしていきます。
使う分を溶かしていく間は垂れ落ちないようにくるっと回しながらとかしていきます。
離型剤を塗ったステンレスの棒で巻取っていきます。
完成した後に、とんぼ玉を棒から引き抜きやすくする役目をします。
トンボ玉にする分を取ったら、ガラス棒を焼き離します。
ヘラで凹凸を成形していき、トンボ玉の丸みを作っていきます。
ある程度形を整うと、あとはバーナーに当てながらくるくる回し、丸くしていきます。
このタイミングで細かくした重曹をかけ、その上に透明なガラスを溶かすと、中に泡のあるトンボ玉ができるそうです!
灰の中に入れて、熱が冷めれば完成です!
一見簡単名ように見えますが、やってみると結構難しいんです!
形がうまいこと整わないのと、バーナーから出る火が近くて熱い!
作業中は風があると火がブレてしまうので、窓は締切り、風が発生しない環境で製作するそうです。
棒についてるのが自分の作ったトンボ玉です。
初めてにしては上出来なんじゃないでしょうか。
やってみたかったトンボ玉作りをやらせていただき、貴重な体験になりました。
小松さんの作ったトンボ玉のように綺麗な物を作るのにはまだまだかかりそうです!
またちょっとずつ練習を重ねていき、いずれは小松さんくらいうまく作れればと思います。
いかがでしょうか。
トンボ玉に少しでも興味を持っていただけたでしょうか。
ぜひ、「がらす・とんぼ玉工房 つきのき」に訪れてみてください!
コメント