古四王神社のこと、知ってる?

どうも!!えりです!!

大曲地域にある古四王神社って皆さんご存知ですか?

知っていても直接見たことない方もいるのではないでしょうか?

いにしえの建築美!!

古四王神社は国指定重要文化財です!!古四王神社の最大の魅力は、建築様式にあるのではないかと思います

きっと誰が見ても、小さくてこじんまりとした地域の神社だと思うんじゃないでしょうかでも、本殿までいくと、木組みがとてもすごいんです。金属の釘が見当たらず、私にしてみれば『金属の釘が使われていない=丈夫じゃない』というイメージでした
ですが、古四王神社は築400年以上・・・
丈夫で長持ちする建物は、金属の釘が使われることなく、木と木を組み合わせた緻密な技術に支えられてできているんですね

古四王神社は、今から約450年前の1570年に、当時の城主冨樫左衛門太郎勝家が、領主戸沢氏の奉行として、古四王に大曲土屋館から移った際に古四王神社を建立しました。古四王神社は、もともとあった祠をまつるために建てられたそうです。

本殿の構造は、一間社、入母屋造・妻入り・向拝一間・向唐破風付き・こけら葺で、総体にわたって室町時代末期の特色を濃厚にみせています

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この建築の作者は古来から飛騨の匠と言い伝えられ、昭和5年の文部省の解体修理の時『古川村(岐阜県飛騨市)大工甚兵衛』と書かれた墨書が出て、伝説の通り飛騨の匠の作とわかりました。

さまざまな美しさ

本殿のさまざまな建築美を写真とともに紹介します

菊の浮彫りと蟇股(かえるまた)

「稀に見る傑作」と言われる『菊の浮彫り』!!こちらは正面玄関上の梁に彫られています!!また、菊の浮彫りの上におしどりを図案化した蟇股(かえるまた)といわれる支えがあります!!ほおおおお( ゚д゚)「まるで、おしどり夫婦のようだ!!」と思いましたが、どちらも雄らしいです・・・Σ(゚ロ゚;)ある意味現代的・・・。

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藤の唐草の彫刻と擬宝珠(ぎぼし)

向拝の側面上にある藤の唐草の彫刻は、とても繊細に彫られ、惚れ惚れします。また、本殿に登る階段の手すりの擬宝珠(ぎぼし)は木目を利用した一本造りで、とてもかっこいい!!はああ(*´・∀・)

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桟唐戸(さんからと)

桟唐戸とは、周囲に框(かまち)という戸や障子の枠を組み、枠内にも桟という骨組みを造り、間に板をはめた扉のことです結婚式場などで新郎新婦が入る扉などによく使われている仕組みが、今から400年以上前に使われていたということですはああああ(o゚Д゚)

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(見づらい写真ですみません

木材only

さあさあ、目をずっと上げて屋根下を見てください!!金具を使わず、木材の組み合わせによって、重そうな屋根を支えるこの素晴らしさ!!はあああああ(*´Д`*)

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礎石に丸印

次は下を見てください!!なんと、柱の土台となっているこの礎石には丸印が彫られているんです!なにがそんなに珍しいのかって、この礎石『板碑』なんです。丸印の中には梵字が入っていて1380年頃の供養碑だそうです(*゚Д゚*)

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そのまんまで支える木

次は、本殿の床下をよ〜く見て!!荒削りの丸太を斜めに渡しています!柱ってもっと削って、四角と丸とかなのに・・・。でも、この丸太を使用したことで耐震性が生まれ、多くの地震に耐えられたと言われています!!この建築方法は現在も使われていて、水平筋交いといいます!!はあああヾ(・∀・。)ノ

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反り返る屋根

本殿の屋根はとても急で、雨や雪がすぐに下に落ちるようになっていますが、ここは豪雪地帯ですので、雪で屋根がつぶれるのではと思い、屋根を支える柱を建てられるようにしたそうです!ですが・・・、柱を建てたら、柱が外れたそうで、なんとこの屋根、雪の重みが増せば増すほど、重みに耐えられるように反り返るそうで、柱なんていらないんだとか!!はああああ(*´Д`*)

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古四王神社のガイドをしていただいたのですが、もう、すごすぎて、「はああああ」とか「ほおおおお」という言葉しか出てこないほどでした!!

古四王神社の伝説!!

室町時代の建築上の3様式「和(日本)・唐(中国)・天(天竺:インド)」を完全に融合超越したすばらしいアイディアばかりの古四王神社は、室町末期の天下がもつれた麻のように乱れ、騒乱にあけくれた時代に建立されました。特に古四王神社の近辺は、県南地域を二分にしてにらみあっていた、戸沢氏と小野寺氏の領地の接点として、戦火も烈しかったそうで、古四王神社が再興される前にあった祠も焼打されたと古記録にはあるそうです。

今回は二つの伝説をご紹介!!

騒乱にあけくれた時代の中で、里の道辺にあった大きな石に、ある日、きらきらと輝く白い髭をはやした、見るからに気高い老人がお休みになっていました。後になり、その白髭の老翁は、大彦命(四道将軍の一人)であったことがわかり、里人たちが恐れ多いことだと、祠を作り祀ったのが古四王神社の始まり。

782年に東方から一人の老翁が来臨し、そこにあった光り輝く不思議な一尺四面(30cm四方)の石を打ち砕くと、中から瑠璃の薬壺がでたので、これこそ古四王大権現のお出ましだと、草堂を建てて祀ったというもので、古四王堂縁起という古い文書にある。

という二つの伝説ですが、どちらの伝説もおもしろいですね!!歴史ある古四王神社だからこその伝説だなと感じます

ぜひ!!きてね!!

古四王神社は、普段幣殿から本殿の中に入ることはできませんが、塀の外から本殿の造りを見ることができます

恒例の神事は9月7日(宵宮祭)・9月8日(例大祭)・5月8日(戸開)・12月8日(戸閉)で、祭式の他、奉納行事として、神楽、獅子舞、梵天、樽みこしなどがあり、一般の方も参加できます

また、小正月行事として、防火訓練を兼ねた火消しもち祭りも1月第3日曜日に行われています!!もちろん、年末年始の12月31日〜1月1日の年越し行事もありますよ

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神社の説明をお聞きしたい方は、事前予約でガイドをお願いすることができます

〜お問い合わせ〜

古四王神社氏子崇敬者の会 事務局

富樫光博(とがし みつひろ)さん宅・・・0187-62-0870

ぜひ、国指定重要文化財の古四王神社にきてくださいね!!

それでは、このへんで★

へ〜ば〜!!

渡邉衣里

渡邉衣里

秋田県大仙市

雪を求めて、花火を求めて、音楽を求めて、お米を求めて、たどり着いた。そう、ここは秋田県大仙市。大仙市地域おこし協力隊員のえりです!大仙市を包み隠さずご紹介!まずは、言葉のなまりについていくことから始まる…。Let's Enjoy!★

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